将来や友達の選択肢が大きく広がりました。【慶應義塾の学生寮 KEIO LIFE】
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私は1人暮らしは考えず、最初から寮に入ろうと決めていました。親も寮の方が安心と言っていましたし、とにかくご飯付きというのが大きかったですね。慶應大学の寮はいくつかあるので、ご飯が出てくる寮という条件に絞り、その中で希望を出し、この寮に当選したというのが「大森学生寮」に入った経緯です。実はこの寮は第3希望だったのですが、入ってみたら住み心地がすごく良かったので、結果的に良かったなと思っています。
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学校やサークル以外のコミュニティがある。
実際は全然厳しくなかったんですが、寮に入る前は規則が厳しいのかなとイメージしていました。でも、地方から出てきて友達ができるかという不安の方が大きかったですね。寮に入れば多くの人が地方出身者だろうし、そこで友達ができるだろうなと。あとは大学やサークルなどとは別に、寮というコミュニティがあるのは魅力的でした。実際に入寮1日目に入居者への説明会があって、説明会が終わってすぐ皆でサイゼリヤに行き、そのままもう友達みたいに仲良くなれましたね。そのメンバーとは今も仲がいいですし、自分たちの学年は全体的に仲がいいと思いますね。
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寮生活に向いているのはこんな人。
寮生活をオススメしたい人は「大学に入って勉強を頑張りたい」「課外活動を頑張りたい」という人ですね。1人暮らしだとどうしても食事をはじめとした家事に時間をとられてしまうので、やりたいことがあって、家事にそこまで時間を割きたくない人には合っていると思います。自分のやりたいことをやれる環境が寮にはあります。あと、今はまだコロナが完全に収束していないので、大学に行って友達もつくりづらい環境です。寮ならそれなりの頻度で同級生と顔を合わせるので友達もつくりやすいですし、地方に住んでいる方でこちらに友だちがあまりいないという人には、とても向いていると思います。
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東京に出てきて、一気に選択肢が広がった。
宮城県が地元なんですけど、地方って働く人の職種がある程度決まっていたりするんです。だから東京に来てから色々な仕事や考え方があることを知って、自分の中の選択肢が一気に広がりましたね。もともと英語が好きだったので、それを活かした職業を目指そうと思っていましたが、今は地方創生に興味をもっています。政治家を目指しているということではないんですが、地方のために何か力になれる仕事をしたいと思っています。
(取材・2021年10月 文・田中文庫 写真・白浜哲)
※この記事はWEBサイト「慶應義塾の学生寮」の記事を転載したものです。また2020年10月時点の内容です。