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「困ったら廊下に出れば友だちがいる」と思えるのはすごく心強い。【慶應義塾の学生寮 KEIO LIFE】

「困ったら廊下に出れば友だちがいる」と思えるのはすごく心強い。【慶應義塾の学生寮 KEIO LIFE】
今回は「綱島SST国際学生寮」に住む法学部2年のFさんにお話を伺ってきました。

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もともと私は上京するならアパートではなく、寮で暮らしたいと思っていました。はじめての一人暮らしになるので、ちょっと寂しいなという想いがあって。高校3年生の時に慶應大学のオープンキャンパスに行って、その帰りに母親とこの寮を見学に来ました。寮長さんも親切に説明してくれましたし、建物は綺麗だし、母親と「この寮すごくいいね」と絶賛していました。あと、この寮を選んだもう1つの理由は、国際交流ができるところです。実際に寮に入って、ヨーロッパやアジアからの留学生とも仲良くなることができました。

コロナだからこそ、寮で良かった

広島から上京してきたのですが、こちらに地縁がないため、コミュニティをつくる意味でも寮って良さそうだなと思っていました。実際に入学してからもコロナ禍でリモートの授業が多い状態だったので、学校に行って友達をつくれない分、寮の同級生の子たちとすごく仲良くなりましたね。同じタイミングで上京したアパート住まいの友達で話を聞くと、引っ越してきたものの、大学がずっとリモート授業なので、実家に帰った子もいます。地元の友人の話を聞いていると、そういうケースは少なくないみたいです。

廊下に出れば仲間がいる安心感

寮に暮らしてよかったと実感したのは、地震が起きた時ですね。私の住んでいた西日本って基本的に地震が少ないんですよ。震度3でもみんなビックリするぐらいの感じで。先日、震度5の地震があった時はすごく怖かったのですが、部屋を出て廊下に出たら、友達も廊下に出てきていたので、すごく心強かったです。

同じフロアにいる東北出身の友達は「これぐらいの揺れなら全然大丈夫だよ」と行っていたのが心強かったですね。停電が起きた時も同じく廊下にでて友達と声をかけあいました。「困ったら廊下に出れば友だちがいる」と思えるのはすごく心強いですね。

いまとしょうらい

大学に入ってから三味線のサークルに入り、部屋でよく練習しています。勉強以外では三味線を練習している時間がすごく楽しいですね。あと大学に入ってからの変化としては、自分が将来進みたい道が明確になりました。医学部にすごく尊敬できる友達ができ、その人と話すうちに医療系の仕事に関わる人を守れるような弁護士になりたいと思うようになりました。まだまだ勉強量が足りていないとは思うのですが、司法試験に合格するべく学業を頑張りたいと思います。

(取材・2021年10月 文・田中文庫 写真・白浜哲)

※この記事はWEBサイト「慶應義塾の学生寮」の記事を転載したものです。また2020年10月時点の内容です。

ライター
KEIO LIFE編集部

LIFESTYLE MAGAZINE「KEIO LIFE」ー現役塾生がいま注目の学生寮の魅力を語る。ー