受験前日や当日の最適な過ごし方は?万全の状態で受験に臨むための方法
⏱この記事は約9分で読めます
受験前日の過ごし方
では早速、受験前日の過ごし方から紹介していきます!
暗記ものを中心に見直す
受験前日は、暗記ものを中心に見直してください。
可能であれば、あらかじめ「受験前日に見直すノート」を作成しておくのも良いでしょう。
自分が忘れやすい英単語や文法などを中心にノートに転記しておけば、前日にそれだけピンポイントで目を通せます。
反対に、思考力が試されるような問題を解くことをすれば自信がなくなる可能性もあります。また、前日に頭をフル稼働させてしまうと心身ともに疲れてしまうでしょう。
前日は、脳に負担をかけないような暗記ものを見直す程度に留めるのが一番です。
新しいことをせず、今までやったことを見返す
前日は、新しいことをせずに今までやったことを見返しましょう。
これまで手を付けていなかった問題集を解いたり、参考書で見たことのないページを閲覧するようなことは、おすすめできません。
そのような勉強をすると、自信喪失につながりかねないからです。
「問題が解けない」「自分はまだまだ知識不足かもしれない」という思いが頭をめぐると、当日のパフォーマンスにも悪影響を与えてしまいます。
前日の学習は、必ず今までやった内容に限定し、復習をする程度にしてください。
食事に気を付ける
食事にも気を付けましょう。
特に、前日は夕食に気を付けなければなりません。
翌日のパフォーマンスを良くするためにおすすめな食事、反対に食べない方が良いものがあります。
こちらの記事では受験前日の夕食について詳しく解説しているので、あわせてチェックしてください!
受験当日の準備を万全にしておく
前日に、受験当日の準備も万全にしておきましょう。
何かと忙しい当日の朝に準備をすると、忘れ物をするリスクが高まります。
そのため、前日にカバンの中身をすべて整えておくことは欠かせません。当日の朝にカバンに入れるものは水筒と昼食くらいで済むような状態が、理想です。
受験当日の持ち物に関してはこちらの記事で詳しく紹介しているのでご確認ください。
受験当日のスケジュールをイメージする
受験当日のスケジュールをイメージしておくのも大切です。
当日は起床時間、家を出る時間、電車やバスに乗る時間…と、すべて予定通りに行動しなければなりません。
そこで前日は、当日のスケジュールや自分が行動している姿を頭のなかでシミュレーションしておくと良いでしょう。
これにより、何もシミュレーションしていないより当日は行動しやすくなるはずです。
リラックスする時間をつくる
リラックスする時間をつくるのも重要です。
「明日は本番だ…」と考えると、居ても立っても居られないような焦燥感に駆られることもあるでしょう。
しかし、緊張しても良いことはありません。あまりの緊張で眠れなくなるようなことがあれば、翌日の寝不足や体調不調が心配されます。
そのため、前日は「いかにリラックスをするか」が大切です。
可能であれば、前日のリラックス方法をあらかじめ決めておくのも良いでしょう。
リラックス方法の例としては、「深呼吸をする」「良い香りの入浴剤を使う」「オルゴールの音楽を聴く」などがあります。
早めに消灯して寝る
受験前日は早めに消灯して寝ることが重要です。
毎日夜遅くまで勉強している方もいるでしょうが、前日だけは早めに消灯してください。
あらかじめ家族にも受験前日の就寝時間を伝えておけば、協力してくれるでしょう。
人によっては「早すぎる」と感じるかもしれませんが、前日は20~21時に寝るようなスケジュールを組んでいても良いくらいです。
前日は勉強以上に、当日の体調を整えることが大切です。それに、前日に勉強をしても頭に入ってこないことがほとんどです。
消灯してもなかなか寝付けない可能性もありますが、部屋を暗くして横になっているだけでも身体は十分休まります。
万全な状態で当日の朝を迎えられるよう、前日は必ず早く布団に入りましょう。
受験当日の過ごし方
次に、受験当日の過ごし方について紹介します。
決めた時間に起きる
まず、必ず決めた時間に起きましょう。
起床する時間は、余裕を持って試験会場に到着できる時間に設定すべきです。
受験当日は朝起きることからすべてが始まります。
もし予定通りの時間に起床できなかったら、その後のスケジュールが狂ってしまうことは容易に想像できるでしょう。
「まだ寝ていたい…」「あと5分だけ…」と思うことがあっても、受験当日はそうもいきません。必ず予定通り起きましょう。
朝ごはんをきちんと食べる
受験当日は、朝ごはんをきちんと食べることも欠かせません。
普段は朝ごはんを食べない人も、当日は朝ごはんを抜かずに食べてから家を出ましょう。
試験中は頭を使うので、エネルギー源は大切になります。
受験当日のおすすめ朝ごはんメニューや朝ごはんを食べるタイミングはこちらの記事で紹介しています。
昼ごはんのメニューにも気を付ける
昼ごはんのメニューにも気を付けましょう。
当日は休憩時間も勉強できるように、片手で食べられるおにぎりやサンドイッチを持っていくと便利です。
また消化に悪いものを食べると、午後の試験中に体調が悪くなるリスクもあるので控えておきましょう。
受験当日の昼ごはんについてはこちらの記事で解説しているのでご確認ください。
時間に余裕を持って家を出発する
受験当日は、時間に余裕を持って家を出発しましょう。
ギリギリの時間で行動すると、何かトラブルがあった際に対応できません。
電車やバスに乗るまでの道も、慌てて走るようなことをすれば体力を吸い取られてしまいます。
また、急いで走るようなことをすれば精神的な余裕も失われてしまいます。
当日は、早め早めの行動をして常に余裕を持てるように心掛けましょう。
周りの人の緊張感に圧倒されないようにリラックスする
周りの人の緊張感に圧倒されないように、上手くリラックスすることも心得ておきましょう。
受験会場に到着すると、想像以上に周囲の人がピリピリした雰囲気を醸し出していることも多いです。試験前最後の確認として、ノートや参考書を険しい顔で見つめている人もたくさんいるでしょう。
そして、多くの人が緊張している場所に居ると、自身もその雰囲気に飲まれてしまうことはよくあることです。
しかし、圧倒されたところで自分自身にメリットはありません。
むしろリラックスしておく方が、試験本番でもパフォーマンスを発揮できます。
例えば、「深呼吸をする」「『自分は大丈夫』と心のなかで唱える」など試験会場でリラックスする方法を事前に決めておき、実践するのも良いでしょう。
ネガティブなことを考えない
試験当日はネガティブなことを考えてはいけません。
一度ネガティブなことを考えると、その後も同じような思考に引っ張られてしまいます。
例えば、試験会場に着くと「周りの人はみんな勉強ができそう」と思えてくるのはよくあることです。それをきっかけにして、自分がやり残したことなどを考え出すと、一気に自信がなくなり試験中のパフォーマンスも下がりかねません。
そのため、当日はポジティブ思考とまではいかなくても、「ネガティブなことは考えない」と決めておきましょう。
当日にわざわざネガティブなことを考えて自分のパフォーマンスを下げることなど、必要ないのです。
試験会場のお手洗いの場所を確認しておく
当日は、試験会場のお手洗いの場所を確認しておくことも重要です。
受験生にとって試験会場に行くのは初めてである場合が多いでしょう。そのため、どこに何があるのかわからないのは当然です。
そこで、会場到着後はすぐにお手洗いの場所も確認しておくと安心です。場所を把握しておけば、休憩時間にお手洗いに行くときも迷わずに行けます。
試験中はなるべく落ち着いて回答する
試験中はなるべく落ち着いて回答しましょう。
一切緊張せずにいるのは難しいでしょうが、パニックになり頭が真っ白になるようなことがあっては解けるはずの問題も解けません。
「問題が想像以上に難しい」「見たこともない英単語が出てきた」などと焦る瞬間もあるでしょうが、そんなときこそ落ち着くことが大切です。
人間は焦っていると失敗しやすくなります。たとえ難しい問題が出題されても、落ち着きを取り戻しさえすれば解けることもあります。
休み時間に答え合わせをしない
休み時間に答え合わせをすることは絶対にやめましょう。
ついつい、終わった試験の正答が気になってしまうことは誰にでもあります。しかし、答え合わせをして「自分の回答が間違っていた」とわかれば、どうなるかを考えましょう。
もしそういった事態になれば、自信をなくしてしまい次の試験科目の際に万全な状態で臨めなくなります。
そんな時間があるなら、少しでも次の試験対策をすべきです。
もし周りで答え合わせをしている人たちが居ても、自分の目や耳を向けないようにしましょう。
試験終了後はすぐに帰宅する
試験終了後はすぐに帰宅することが大切です。
もちろん、それ以降試験を控えていない場合は寄り道をしたり高校の同級生とゆっくり話をするのも良いでしょう。
ただし、今後もまだ受験が続く場合は、引き続き試験対策をすることが大切です。
また、試験終了後は自覚がなくても身体に大きな負担が掛かっています。
なるべく早く帰宅して、心身ともに身体を休めましょう。
受験当日にありがちな失敗にも注意!
受験当日は、思わぬ失敗をしてしまうこともあります。
ですが、「失敗が原因で受験が上手くいかなかった」なんて事態は、絶対に避けたいですね。
こちらの記事では、受験生の先輩たちの受験当日失敗談を紹介しています。どうすれば失敗を防げたのかについても触れているので、ご自身が同じ失敗をしないように気を付けるきっかけにしていただくためにも、ぜひ一度目を通してみてください。
受験当日に体調不良になったら?
万全な準備をしていても、受験当日の朝に体調不良になってしまうこともないとは言い切れません。
そこで、万が一のときに慌てないためにも、対処法をきちんと把握しておくことは大切です。
当日に体調不良に見舞われたときの対処法は、こちらの記事で説明しているので参考にしてください。
まとめ
受験においては勉強も大切ですが、受験前日と当日をどう過ごすかも重要になります。
当日の試験中にきちんとパフォーマンスを発揮するには、前日からしっかり準備をしておきましょう。
一番緊張が高まる受験前日・当日の過ごし方をあらかじめ把握して自分なりに決めておけば、不安を軽減できます。
本記事の内容も参考にしつつ、受験前日・当日の過ごし方を工夫してみてください!
関連記事