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受験生はいつまで遊んでいていい?後悔しない高校生活の過ごし方

受験生はいつまで遊んでいていい?後悔しない高校生活の過ごし方
友達と過ごす楽しい時間や、部活動での思い出作り。これらは高校生活を豊かにしてくれる大切な要素です。

しかし、大学受験が近づくにつれて「いつまで遊んでいてもいいのか」そして「後悔しない高校生活を送るためにはどうしたらいいのか」というジレンマを抱える方は多いかも知れません。

このような悩みを抱える受験生のために、今回のコラムでは「遊び」と「勉強」のバランスの取り方について考えていきます。

友達との時間を大切にしつつも、しっかりと受験勉強に取り組む方法を探ってみましょう。

⏱この記事は約7分で読めます

受験生が息抜きとして遊ぶ時間をとる重要性

受験生のためのストレスマネジメント入門

受験を控えている時期は、遊ばず勉強するというイメージがあるかもしれません。

受験生にとって勉強はもちろん大切ですが、適度な息抜きとして遊ぶ時間をとることも非常に重要です。長時間の勉強は集中力の維持が難しくなり、逆に効率を下げてしまうこともあるからです。

具体的に、受験生が息抜きとして遊ぶ時間をとる重要性についてみていきましょう。

気分転換になる

受験勉強に集中するあまり、つい気が張り詰めてしまうこともあるでしょう。

そんな時、気分転換として息抜きすることは非常に有効です。友達と映画を観に行ったり、スポーツをしたり、一時的に勉強から離れてリフレッシュしてみてもいいかもしれません。

気分転換をすることで、心の中に溜まっていたストレスや疲れが解消され、再び勉強に向かう際の集中力ややる気が回復します。適度な気分転換は、結果として勉強の質を高める助けとなるのです。

楽しみが増えて受験勉強のモチベーションになる

遊びを取り入れることで、受験勉強のモチベーション維持にもつながります。

友達と過ごす楽しい時間や趣味に没頭する時間があると、「明日からまた頑張ろう」という気持ちになる方は多いでしょう。

また、目標を達成した際のご褒美として出かける時間を設定することで、短期的な目標をクリアしながらモチベーションを高めることも可能です。

遊びが勉強の大切なエネルギー源となる方は、適度にリフレッシュしてみてもいいかもしれませんね

思い出づくりになる

高校生活は一度きり。その中での思い出は一生の宝物となります。

友達と過ごす時間や一緒に遊んだ記憶は、受験が終わった後でも心に残ります。

地元から離れた大学を志望している人や、大学進学をきっかけに一人暮らしを始める人は、家族と過ごす時間はだんだんと減っていきます。

受験勉強ばかりに集中しすぎて、地元の友達や家族との楽しい思い出が少ないと「もっと一緒に過ごせばよかった」と後悔することもあるでしょう。

将来振り返ったときに「頑張って勉強したけれど、楽しい時間もたくさんあった」と思えるような充実した高校生活を送れるといいかもしれませんね。

受験生はいつまで遊んでいていいの?

とはいえ遊んでばかりだと、周りに追い越されてしまうのでは?と不安になるかもしれません。

受験生は、いつまで遊んでいていいのでしょうか。

結論から言うと、遊ぶ時間の取り方は学力次第です。

学力が安定している場合、適度に遊ぶ時間を確保しても問題ありませんが、学力に不安がある場合は勉強時間を優先した方がいいといえます。

特に高校3年生の夏以降は注意が必要

夏休みは自由に使える時間が多く、苦手分野の克服や強化学習に最適な時期です。この期間にしっかりと勉強に取り組むことで受験に向けた基礎固めができ、秋以降の追い込みに備えられます。

実際、夏休みの過ごし方次第で受験結果が大きく変わるといっても過言ではありません。

受験生がいつまで遊んでいていいかは、個々の状況によって異なりますが、気分転換に出かけたい!という場合は、早めからスケジュール管理を徹底することが重要です。

勉強と遊びのバランスを考えた計画を立てて毎日の目標を設定し、それを達成しながら適度に休憩時間を取り入れることが大切になってきます。

夏休みの過ごし方に関しては、こちらのコラムで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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受験生でも早めから遊ぶ時間を減らした方がいいケース

学力や時期以外の面でも、特に次のようなタイプの人は、できるだけ早めに受験勉強に集中する習慣をつけた方が良いでしょう。

遊びに没頭する傾向がある

ゲームやSNS、趣味などに夢中になりすぎると、勉強時間がどんどん減ってしまいます。
好きなことは楽しいですから、遊び始めると時間を忘れてしまい、勉強に戻るのが難しくなる場合があるでしょう。

そのため遊びに熱中しやすいという自覚がある人は、早めに遊びの時間を制限し、受験勉強に集中する環境を整えることが大切です。タイムマネジメントを強化して、遊びの時間をきっちりと決めておくといいかもしれませんね。

計画を立てるのが苦手

計画的に物事を進めるのが苦手な人は、勉強のスケジュールが思うように進まない可能性があります。

出かける予定や遊ぶ予定は大まかに決めるのではなく、明確に「ここからは遊ぶのを控えて勉強に集中しよう」と、きちんと計画に盛り込むといいでしょう。

受験勉強は長期的な計画が重要なので、早めに計画を立ててその計画に沿って勉強を進める習慣をつけることが必要です。

計画を立て実行する際は、

  • 1週間の学習目標を立てる
  • 1日の学習スケジュールを立てる
  • やるべきことをリストアップする
  • 勉強時間を記録する

と、細かく分類して決めてみるといいでしょう。

スケジュールの立て方については、こちらのコラムを参考にしてみてください。

難関大学を目指していて広範囲な勉強が必要

難関大学を目指す受験生は、求められる知識の範囲が広く、深い理解が必要です。合格するためには、基礎から応用まで幅広い内容をカバーしなければなりません。

競争率の激しい大学を目指す場合、1日10時間以上勉強する学生もいます。とはいえ、いきなり1日10時間の勉強は誰でも難しいですよね。

そのため、早い段階から計画的に勉強を進めることが重要です。遊ぶ時間を削り、勉強に集中する習慣をつけましょう。予備校のカリキュラムや模試の結果を参考に、自分に必要な学習内容を把握し、計画的に学習を進めてみるのもおすすめです。

受験勉強を始める時期は人それぞれですが、志望校によっても平均開始時期が異なることがあります。こちらのコラムで紹介しているので、併せてご覧くださいね。

苦手分野が多い

苦手分野が多い人は、遊ぶ時間を控えて早めにその克服に取り組む必要があります。

苦手を放置すると後々大きなハンデとなるため、時間をかけて対策しなければなりません。

学校の先生や塾の講師に相談し、自分に合った学習方法を見つけることも重要です。また、苦手科目に特化した教材や参考書を活用することで、効率的に学習を進められるでしょう。

遊んでいることに罪悪感を感じやすい

遊びに対して罪悪感を感じる人は、遊ぶことに対してストレスを感じてしまうかも知れません。

遊びながらも「勉強しなければ」と常に思っていると、リラックスできず結果的に勉強に集中できなくなってしまいます。

早めに遊ぶ時間を減らして勉強に集中することで、安心感を得てストレスを減らす効果があるので、勉強と休憩のバランスを取りつつ、効率よく学習を進めてみてくださいね。

友達の誘いを断れない

友達の誘いを断るのが苦手な人は、つい遊びに行ってしまいがちです。受験勉強を優先するためには、早めに遊びの誘いを上手に断る術を身につける必要があります。

とはいえ「せっかくの誘いを断ったら二度と遊んでくれないのでは?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんよね。安心してください。遊びを断ったからと言って友情が壊れるわけではありません。

友達から遊びに誘われたときは「今は勉強したいから、落ち着いたらたくさん遊ぼう」と正直に伝えみましょう。あなたの気持ちを理解してくれる友達は必ずいます。

受験生は気分転換も必要!ただし勉強時間はしっかり確保しよう

受験勉強は、長期間にわたる自分との戦いです。そのため、適度な気分転換は心身の健康を保つ上で非常に重要になってきます。

しかし、気分転換の時間をとる一方で、勉強時間もしっかりと確保することが重要です。

計画的にスケジュールを立て、バランス良く勉強と休憩を取り入れることで効率的に学習を進められます。

特に受験が迫っている高3の時期は、勉強の優先順位をしっかりと考え計画的に進めましょう。遊びと勉強のバランスをうまく取ることで、心身共に健康な状態を保ちながら、受験勉強を乗り越えられるはずです。

ライター
ドーミーラボ編集部

「夢中になれる学生生活」を探求するウエブマガジンです。進学や進路のあり方、充実した学生生活をおくるために実践できる知恵やヒントを発信していきます。