仕送りにおすすめの食べ物・品物と、喜んでもらうための送り方
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お子さんが大学に入って一人暮らしをはじめると、何かと心配事が増えますよね。
「ちゃんとご飯食べてるかな…」
「風邪を引いていないかな…」
「不規則な生活になっていないかな…」
「クラスやバイト先など、馴染めているだろうか…」
どれだけ大きくなっても、どれだけ離れて暮らしていても、いつでも子どもの心配をしてしまうのが親心というものです。
初めての一人暮らしは、自炊や家事、学業とバイトの両立など、お子さんにとっても初体験の大変なことがたくさん訪れます。
そんなときに喜んでもらえるのが仕送りです。今回は仕送りにおすすめの食べ物や品物、喜んでもらうための送り方を紹介したいと思います。
仕送りにおすすめの食べ物や飲み物11選
早速ですが、仕送りにおすすめの食品を紹介していきます!
お米
日本人の食事には欠かせないお米ですが、意外と高いことを知らないお子さんも多いです。また重量もあって運ぶのも大変なので、送ると喜ばれる仕送りの定番の品と言ってもいいかもしれません。
炊飯器を持っていなかったり、料理が苦手なお子さんには、レンジで温めるだけで食べられるパックご飯もおすすめ。また体調不良の時のために、おかゆやリゾットタイプのレトルトの米食品を選ぶのも良いです。一緒に炊き込みご飯やお茶漬けのもとなどを入れてあげてもいいですね。
気を付けておきたいのは、お米は時間が経つと多少味が落ちることです。購入時の袋のまま送ると、一人暮らしの子どもは消費が追いつかないかもしれません。そのため、子どもが食べられる量を事前に聞いておき、小分けにして送るよう工夫するのもおすすめです。
レトルト食品
レトルトタイプのメイン食材もお子さんにとても喜ばれます!
カレーやハヤシライス、牛丼・親子丼・中華丼といった丼ものなど種類が豊富ですし、一個あたり100〜300円前後で案外安く買えるのでおすすめです。
レトルト食品は常温保存が可能なので、冷蔵庫の場所をとってしまう心配もありません。
お惣菜
慣れない一人暮らしだと毎日同じものばかり食べてしまったり、なかなか副菜まで準備できなかったりしますので、種類豊富で栄養もあるお惣菜の仕送りもおすすめです。
最近では常温保存可能なものもでてきています。自分でお弁当を作っているお子さんなら、おかずに添えることもできますね。
汁物(フリーズドライ)
一人暮らしの自炊で汁物を作るのは大変です。毎回一食分だけ作るのは手間だし、まとめて作っても保存が大変ですよね。
そこで喜ばれるのがフリーズドライのお味噌汁やスープです!お湯をそそぐだけで手軽に調理が可能で栄養もとれます。一食ずつ小分けになっているので、保存も簡単です!
飲料
飲み物の仕送りもお子さんからしたらとても助かると思います。
水道水が苦手なお子さんにはミネラルウォーター、きちんと栄養がとれているか健康が気になる場合は野菜ジュースやスポーツドリンク、ゼリー飲料などを送ってあげましょう。
果物
家にあれば食べるけど自分ではなかなか買わないという方も多いのではないでしょうか。
ビタミンなど栄養も豊富なので、季節のものや故郷が産地のものなどを送ってあげるとととても喜ばれます。
乾麺
パスタや蕎麦、うどんなどの乾麺類は長期保存がききますし、調理も手軽で一人暮らしに向いています。コンロだと吹きこぼれが心配ですが、最近では電子レンジで麺を茹でるためのグッズが百均でも買えるんです!
パスタの素やつゆなどもセットで送ってあげるとよいでしょう。
カップ麺・インスタントラーメン
カップ麺やインスタント麺は健康に良くないイメージもありますが、勉強やバイトが忙しくて自炊する元気がない時にはとても助かるものです。
遠方に住んでいるお子さんには、ご当地ラーメンを送ってあげると懐かしい気持ちになって喜んでくれると思います!
健康食品
シリアルやオートミール、美容ドリンクといった健康食品は、高価なものも多く一人暮らしだとなかなか手がでないことでしょう。健康に気遣ってくれていると子どもに気持ちも伝わりやすいです。
タンパク質を手軽に摂れるプロテイン食品もおすすめです。プロテインバーなどを送ればおやつ感覚で食べられるので大学にも持っていきやすいです。
缶詰類
缶詰、ビン詰め食品も、一人暮らしの食生活の強力な味方です。おかずの一品や非常時の備えとして重宝します。高級なものやご当地ものなど種類もたくさんあるので、お子さんが好きそうなものを選んで送ってあげると良いと思います。
冷凍食品
最近の冷凍食品はクオリティの高いものが多いので、お店さながらの味を自宅で手軽に味わえます。保存スペースや配送時間などには注意が必要ですが、ちょっと高いけどとても美味しい冷凍食品はお子さんに喜ばれること間違いなしです。
また、冷凍野菜も重宝します。
野菜を摂るとなれば手をかけて調理するイメージがつきまといますが、冷凍野菜は加熱するひと手間だけで簡単に野菜を食べられます。冷凍のブロッコリーやアスパラ、いんげんなどは解凍後に調味料をかければそのままでも美味しく食べられるので、手軽に野菜を添える習慣を身に着けられるでしょう。
手作りのおかずを冷凍して送ってあげるのも良いですね。仕送りにおすすめの冷凍おかずは以下の記事でご紹介していますので、合わせて参考にしてください。
【番外編】食品以外で仕送りにおすすめの品物
はじめての一人暮らしは、食事以外にも困りごとがたくさんでてきますよね。
食べ物以外で喜ばれる仕送りの品物についてもご紹介したいと思います。
現金・金券類
仕送りといえばお金とイメージされる方も多いかもしれません。やはりお金の援助は誰でも助かるもの。一方で、遠慮してしまったり、お金で送られるのは嫌!と感じてしまうお子さんも中にはいます。
お金の仕送りは難しい面も多いですが、状況をみてどのくらいの支援をしてあげるべきか決めるのがベストです!下記の記事で仕送り額の相場や注意点を解説しているので、合わせてチェックしてみてください。
日用品
日々の家事に使う日用品の仕送りもとっても喜ばれます。
- トイレットペーパーやティッシュなどの消耗品
- 洗剤や柔軟剤、シャンプー・リンスなどの水回りグッズ
- お部屋やトイレのお掃除グッズ など
一人暮らしの生活には欠かせない消耗品がたくさんあるので、必要そうなものを選んで送ってあげると良いです。
医薬品
風邪薬や痛み止め、衛生用品など、医薬品の常備は一人暮らしの生活には必要不可欠です。しかし特に若いうちは「健康よりお金」で、医薬品は高いからと節約してしまう子もいます。何かあったときのためにも準備してあげましょう。
家具・家電製品
家具や家電は引っ越しの時点である程度揃っているとは思いますが、空気清浄機やコーヒーメーカーなど、必要ではないけどあったら嬉しいものは仕送りの品にするのもアリです!
仕送りを喜んでもらうためのポイント
ここまで仕送りにおすすめの食品や品物をご紹介してきましたが、最後に実際に仕送りを選んで送る際に気をつけたいポイントについても解説します。
選び方とタイミング
どのような品物をどのようなタイミングで送るかで、お子さんの喜び度合いも変わります。たとえば仕送り選びは以下のようなポイントを抑えるとよいです。
- 長期保存が可能なもの
- 調理に手間がかからないもの
- 自分では買わないちょっと高価なもの
またタイミングとしては、月末など金欠が予想される時期、誕生日やクリスマスといったイベント時期に送ってあげると、一層喜びも増すかもしれませんね。
送るものについて子どもに一言聞いてみる
せっかく気持ちを込めて選んでも、同じものを送りすぎて飽きられてしまったり、使いきれない量を送ってしまったり、実は嫌いなものだったりすると、もったいないです。率直に、どんなものが欲しいか、困っていることはないか、直接聞いてみるのも良いと思います。
配送前に子どもの予定やアパート・マンションの環境を確認
最近の物件は宅配ボックスやモニター付インターホンがついているものが多いですが、それらの設備が備わっていない家に住んでいるお子さんも多いでしょう。
サプライズで贈ってあげたい気持ちもわかりますが、せっかく送ってもセールスと勘違いされ居留守されてしまった、置き配にしたら盗まれた、旅行中で長期間受け取れなかった、といった事態は避けたいところです。
極力お子さんには事前に在宅の予定を聞き、配送スケジュールを知らせてあげるのが吉です。近年はAmazonや楽天などの配達サービスも浸透していて若い子はみんな利用しているので、お子さんの情報も登録しておいてあげるとやり取りも楽になると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
おすすめの品物と一緒に、喜んでもらうためのポイントもご紹介しましたが、やはり一番大切なのは親が子を想う気持ちです。あれこれ考えながら仕送りを準備するのは幸せな時間。想いさえこもっていればどんなものでもきっとお子さんは喜んでくれるはずです。
一人暮らしのお子さんの応援のため、本記事の内容が少しでも参考になれば幸いです。