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「私を変えてくれた寮と仲間。」RA Life #03 法政大学 真友子さん

更新日 2021.06.01
「私を変えてくれた寮と仲間。」RA Life #03 法政大学 真友子さん
法政大学3年の真友子さん。RAになったきっかけは、一緒にRAとして活動している桃果さんとの出会いでした。桃果さんを「目標であり、憧れの存在。そして時に励ましあい、お互い真剣に向き合える仲間です」と話す真友子さん。

RAになって、桃果さんとの関係、そして自身にどんな変化があったのか。これまでを振り返っていただき、今後の展望も伺いました。

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RA Life #03 真友子さん
千葉県出身/法政大学 経済学部 3年(取材当時)

進学が決まり、実家を離れることになった時、「住むのは寮しかない」と思っていました。

ひとり暮らしはさみしくて、怖いというイメージがあったからです。寮なら食事も出て、寮長さんもいるので、きっと安心して過ごせるだろうと思ったのです。

入ってみたところ、想像以上に友だちが早くできました。寮のウェルカムパーティーでできた友達と入学式やオリエンテーションに行けたのが大きかったです。特に私が住む寮は大学の専用寮なので、大学の話がしやすく、友だちとの共通点も見つかりやすかったと思います。

きっかけは「一緒にやらない?」

RAの存在を知ったのは、ウェルカムパーティーや履修相談会などの寮内イベントに参加したときです。1年生をリードするRAの先輩たちを見て、いいなぁ、かっこいいなぁと憧れを抱いたのを覚えています。

それから2年生になった時です。大学のキャンパスを歩いてたら、同じ寮で同じ学年の桃果ちゃんとばったり会いました。桃果ちゃんは寮長さんからの推薦で、一足先にRAになっていました。「一緒にRAやらない?」。そのとき、桃果ちゃんが私を誘ってくれました。もう1人メンバーを探していたそうです。私はふたつ返事でOKしました。同じ学年の子とできるなら良いなと思ったからです。

いざ正式にRAになったものの、他のRAよりも少し後から参加したので、まずは毎月の会議などを通してRA活動を知っていきました。最初は桃果ちゃんたちの企画をサポートすることが多かったですね。でも、次第にどんどん意見を言っていきたい、桃果ちゃんのようになりたい!と思うようになっていました。企画や運営の経験が豊富で実行力もある彼女を真似て、少しずつですが、チャレンジしていくようになりました。

追いかける立場から、一緒に手を取り合う存在に。

彼女と私は、寮やRA活動に関する考えや意見が、ほとんど同じです。とはいえ、段取りの仕方など、若干違う部分もあります。

昨年、1年に一回開催されるRA活動報告会に向けてのプレゼン練習会で、彼女は話し方や伝え方が評価され、MVPを取りました。ですが、そのプレゼンのあと、桃果ちゃんから相談を受けました。「自分では納得できていないんだよね」と。

私はその時、「プレゼンには良いところもたくさんあったから、それを自信に変えて頑張るしかないんじゃない?」と伝えました。いつも良いところを褒めあう関係でしたが、この時を境に、アドバイスもしあえる関係になれたように思えます。

いつも追いかけてきた私ですが、今では「お互いに真剣に向き合う」、「本音で話す」ということを大切にして彼女とともに活動しています。

日々の活動から、自分の成長を感じる。

私は元々自分から前に出るタイプではありませんでした。どちらかというと見守る立場に居ることが多かったです。加えて、自分の意見もあまり言えないほう。

そんな私ですが、今では人見知りせず、自分から人に声を掛けられるようになりました。自分の意見表明も、自分で企画を考えて実行することも、RA活動を通してできるようになりました。

実際、成人式で地元に帰ったら、「なんだか変わったね」「明るくなったね」と友達や家族から言われましたよ。きっと、できることが増え、それがうれしくて、前向きに過ごせる毎日が積み重なったおかげだと思います。

RAになって、人と関わること、人と話すのが好きなのだと気付けました。そして、本当に自分自身が成長できたと感じています。

素晴らしい出会いに気付けたことが、本当によかった。

やっぱり、桃果ちゃんとの出会いが大きかったです。彼女と出会えて本当に良かったです。自分が成長するきっかけをくれました。今でも憧れる存在ですが、彼女も一緒に成長し続けているのがさらに嬉しいです。しかも、桃果ちゃんは大切な友だちのひとりでもあります。RA活動とは関係ない時も、一緒にご飯を作って食べたり、遊びに行ったりしています。

世の中には自分と合う人というのが絶対いると思うんです。私にとっては、桃果ちゃんがそうでした。そんな出会いが、もっとたくさん生まれてほしい。RAの役割って、そういう場を作ってあげることなのかなと思いますし、自分がそうであったように、寮には素晴らしい出会いがあるということを、これからもたくさんの寮生さんに伝えていきたいと思います。

いま、私たちはコロナによって、色々な変化に見舞われています。

特に今年入学した1年生は、オンライン授業ばかりなので友達が作りにくいという悩みをよく聞きます。まずはRAと寮生さんが仲良くなって、そこから寮生さん同士をつなげられるようにしたいと思い、できることを模索しながら、企画を進めています。

※肩書きや内容は取材当時のものです。
写真:西 泰宏

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ライター
ドーミーRA学生編集部

学生寮・学生会館内のコミュニケーションを活性化する、寮内リーダー「RA(レジデント・アシスタント)がリアルな学生生活をお伝えします。Instagramでは #RAライフ を発信しています。