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一人暮らしをするのが不安だった。【慶應義塾の学生寮 KEIO LIFE】

一人暮らしをするのが不安だった。【慶應義塾の学生寮 KEIO LIFE】
「慶應義塾大学 大森学生寮」に住む慶應義塾大学法学部3年のMさんにお話を伺ってきました。

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私はもともと一人暮らしをするのが不安だったので、寮に入りたいと思っていました。ご飯がついてくる寮なら、バイトやサークルで帰宅が遅くなっても安心ですし、病気をした時も寮長・寮母さんに助けてもらえるから安心だと思い、母と相談して寮に決めました。寮の選択肢も色々とあったのですが、ここは日吉キャンパスと三田キャンパスのちょうど中間にあって、交通の便の面でもアルバイトの選択肢が広がるなと思って「大森学生寮」に決めました。

居室のミニキッチンにて

コロナ前とコロナ後の寮の様子

私が寮に入ったのはまだコロナ前だったのですが、コロナになってからは、人が減って寂しくなりましたね。「大森学生寮」は国際寮で、留学生の部屋が半分を占めていたため、コロナでみんな帰国してしまった時はだいぶ静かになりました。また、以前は新入生歓迎会などのイベントもあったのですが、それも開催中止です。寮の私の同世代はみんな仲が良くて、1年生の時は10人くらいで談話室で勉強したり、トランプをしたりしていました。今もコロナの状況が落ち着きつつありますが、集まらないように気をつけています。早く普通の生活に戻って欲しいですね。

1Fの談話室

一人暮らしよりも安心・安全です。

寮生活でやっぱり良かったなと思うのが、セキュリティと寮長・寮母さんの存在です。セキュリティはタッチキーで、入館がわかるようになっているし、防犯カメラもついていますし、自分の部屋にも鍵があるので、アパートの一人暮らしよりも安全だと思いますね。あと病気をした時は本当に寮で良かったと思いました。一度、人に移してしまうタイプの胃腸炎のような病気になったことがあります。その時は寮母さんが部屋に食事をもってきてくれました。メニューもごはんの寮を調整してもらったり、おかずを少なくしてくれたり、体調に合わせて希望通りにしてくれました。

寮は私にとって「家」という感覚。

寮は私にとって「家」という感覚ですね。実家に近い感覚です。緊急事態宣言の時に2〜3ヶ月ほど実家である愛知県に帰っていました。あちらの生活に慣れてくると「寮に戻るのちょっとイヤだなぁ」と思っていたのですが、戻ってくれば寮が実家みたいなものなので、全然ホームシックになることもなかったですね。

(取材・2021年10月 文・田中文庫 写真・白浜哲)

※この記事はWEBサイト「慶應義塾の学生寮」の記事を転載したものです。また2020年10月時点の内容です。

ライター
KEIO LIFE編集部

LIFESTYLE MAGAZINE「KEIO LIFE」ー現役塾生がいま注目の学生寮の魅力を語る。ー