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一人暮らしに掛かる食費はいくら?大学生の実態と食費節約術を紹介

一人暮らしに掛かる食費はいくら?大学生の実態と食費節約術を紹介

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一人暮らしを始めれば、食費の管理も自身で行う必要が出てきます。

しかし、食費を適切に管理するのは案外難しいと感じることもあるでしょう。

大学に入って一人暮らしを始めてから、テイクアウトや外食の利用が増えて食費がかさんでいる、という方も多いのではないでしょうか。

今回では、大学生の一人暮らしで掛かる食費の相場と合わせて、食費節約術紹介を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!

大学生の一人暮らしで掛かる食費の相場

まず、大学生の一人暮らしで掛かる食費の相場はどれくらいなのでしょうか。

全国大学協連による『第59回学生生活実態調査 2023年度』によると、一人暮らしをする大学生の平均食費は1か月あたり25,880円です。

出典:全国大学協連 第59回学生生活実態調査 2023年度

1日単位で考えた場合は、単純計算で1日約860円ということになります。

平均通り1日あたり約860円で済ませるとなれば、あまりテイクアウトや外食に頼らずに食事をすることになるでしょう。

現在、ご自身が1日あたり860円以上の食費を掛けているのであれば、見直しをするきっかけになります。

ただし、現在は食品の価格が高騰しているので、神経質に考えすぎてもストレスになってしまいます。

そこで、大切なのは食費の節約術を活用することです。

次項では、一人暮らしの大学生もすぐに実行できる食費節約術を紹介します。

一人暮らしの大学生向け食費節約術10選

では、一人暮らしの大学生に向けた食費節約術を紹介します!

①自炊をする

まずは、自炊をすることです。

テイクアウトや外食では、自炊をする際よりも一食あたりの金額が高く付きます。

そのため、基本的には自炊をして、テイクアウトや外食は時々利用する程度がおすすめです。

自炊をするとなれば最初は面倒に感じるかもしれませんが、継続していけば徐々に料理が楽しくなるでしょう。大学生の間に料理のレパートリーを増やしておけば、社会人になってからも役に立ちます。

②作り置きをする

作り置きをすることも方法です。

おかずを大量につくっても一人では食べきれませんが、小分けにして冷凍保存しておけば長期的に少しずつ食べられます。

作り置きのおかずがあれば毎日食事をつくる必要もなくなるので、時間の有効活用にもつながります。

おすすめの作り置きメニューはこちらの記事で紹介しているのでぜひ挑戦してみてください。

③食品は安いスーパーで購入する

食品は安いスーパーで購入するとよいでしょう。

ご自身の住むエリアにいくつかスーパーがあれば、安く食品を購入できるお店を探してみましょう。

曜日によってはセールを開催する場合もあるので、チェックしておくのがおすすめです。業務用スーパーではたくさんの量を安く買える場合もあるので、よく使う食品の買い物に向いています。

また、スーパーによって肉が安いお店、青果が安いお店など特徴があります。可能であれば、それぞれの食品が安いお店を使い分けて買い物をすると良いでしょう。

④学食を利用する

学食を利用するのも良いでしょう。

低料金で栄養バランスの良い食事を提供する学食は、学生にとって強い味方です。
また、キャンパス内で手軽に食事ができる点も大きなメリットです。

ぜひ授業の空きコマや帰りに活用してください。

⑤学割やクーポンを利用する

飲食店で学割やクーポンを利用すれば、通常よりも安く食事ができます。

キャンパスの周辺には、学生の来店を見越して学割の対応をしている飲食店もたくさんあります。

学割を利用する際は基本的に学生証を提示する必要があります。そのため学生証は常に携帯しておきましょう。

また、公式サイトやアプリ、LINEの友だち追加などでクーポンを発行する飲食店もあります。
お店選びをする際はあらかじめクーポンの有無を確認しておくのがおすすめです。

⑥まかない付きのアルバイトをする

まかない付きのアルバイトをするのも手です。

飲食店のアルバイトであれば無料のまかないが付くこともあります。
この方法はアルバイトで収入を得ながら食費を浮かせられるので一石二鳥になります。

まかないはあくまでもお店からのサービスであることは忘れないようにしましょう。
お店にはきちんと感謝を伝えてアルバイトとして貢献する姿勢が大切です。

⑦家計簿をつける

家計簿をつけるのも有効です。

まず、ご自身の一か月あたりの食費を把握して食費平均よりも多いかどうかを確認すると良いでしょう。
家計簿をつけてみると、想像以上に食費がかさんでいることに気付く場合もあります。

現在は家計簿のアプリもたくさんリリースされているので、ぜひ活用してみてください。

⑧野菜は長期保存可能なものを購入する

「野菜をきちんと食べなきゃ」と考えて、野菜を買い込むこともあるでしょう。
しかし、一人暮らしの場合は、どうしても使い切れないまま鮮度が落ちていくこともあります。

そこでおすすめなのが、長期保存が可能な野菜です。

冷凍やフリーズドライ、缶詰の野菜は賞味期限が長いので、一人暮らしでも無駄なく使い切れる点がおすすめです。

⑨大きめの冷凍室付き冷蔵庫を購入する

一人暮らしの人向けの冷蔵庫は小さめで、冷凍室のキャパも少ない場合があります。

冷凍室を上手に利用することも食費を抑えるコツになるので、冷蔵庫の冷凍室が小さい場合は、冷蔵庫の買い替えを検討するのも選択肢です。

作り置きのおかずを冷凍保存しておけば、多忙な時も温めるだけですぐに食べられ、1食あたりの食費も節約できます。

自炊をしない人でも、市販の冷凍食品をたくさんストックして食べれば、テイクアウトや外食よりは安く済ませられます。

⑩外出時は飲み物を持参する

自動販売機や大学の売店で飲み物を購入している場合、一日あたりの金額は少額でも、トータルすると大きな金額となります。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、自宅で飲み物を用意して外では飲み物を購入しない習慣をつけるだけでも、節約になります。

毎日の習慣となれば、飲み物を持参することが当たり前になるのでぜひはじめてみてください。

食費を極端に節約するのはNG

食費節約術はここまでご紹介した通りですが、食費を極端に節約するのはNGです。

栄養バランスのとれた食事の重要性

食費を節約するというのは、あくまでも「無駄な食費を減らす」ということであるのを忘れないでください。

食費を削ろうとするあまり、インスタント食品やファーストフード、お菓子ばかりを食べていると、栄養が偏ります。

必要な栄養が不足すると、徐々に体調を崩しさまざまな病気になるリスクも増大します。学業やサークル、アルバイトを健全な状態で続けていくためにも、栄養はしっかり摂りましょう。

自炊するのが難しいうちは、学食をメインで利用してバランスの良い食事をするのも良い選択です。

食費以外の固定費を見直すのがおすすめ

一人暮らしの費用を抑えるために真っ先に食費を削る方も多いですが、実は食費以外の固定費を見直す方がおすすめです。

ここで言う食費以外の固定費とは、通信費や水光熱費、家賃です。

通信費は、大手キャリアのスマートフォンから格安スマートフォンに変更するだけでも安く抑えられます。
また、通信容量のプランを見直すのも良いでしょう。実際に使用している通信容量よりも利用可能な通信容量が多い場合、料金がかさんでしまいます。
まずは利用する通信容量に対し適切なプランになっているかを確認して、必要であればプランを変更しましょう。

水光熱費についても工夫を積み重ねれば節約できます。
水を出しっぱなしにしない、不必要な電気は消すなどの基本的なことから、エコ家電を購入するなどさまざな方法があります。

通信費や水光熱費を抑えるためのコツはこちらの記事で詳しく紹介しているのであわせて参考にしてください。

そして、家賃は生活費のなかでも大きな割合を占める固定費用です。

家賃が高いと感じている場合は、引越を検討しても良いでしょう。もちろん引越費用は掛かるものの、大学生活トータルで見れば、家賃総額を安くできる場合もあります。

一人暮らしの大学生が家賃を安くする方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。

学生会館ドーミーではバランスのとれた食事を提供しています!

一人暮らしの自炊は時間も手間もかかって大変!

学生会館ドーミーには食事付きのところが多く、指定時間内であればいつでも出来たての美味しい食事を食べることができます。

メニューは日替わりで、管理栄養士が考えた栄養バランスバッチリなものばかりなので、はじめての一人暮らしでも安心です!もちろん、ボリュームも満点!

ドーミーの食へのこだわりについては以下からぜひチェックしてみてください!

まとめ

一人暮らしを始めたばかりのときは、食費の管理が上手くできず悩むことも出てくるでしょう。

一番の理想は食費を適度に抑えつつ、栄養バランスの良い食事を摂ることです。
ぜひ、本記事で紹介した食費節約術を実践してみてください!

学生会館ドーミーには、常日頃から栄養バランスのとれた食事ができる環境が整っています。一人暮らしを検討中の方は、学生寮での生活もぜひ選択肢のひとつにいれてみてください!

ライター
ドーミーラボ編集部

「夢中になれる学生生活」を探求するウエブマガジンです。進学や進路のあり方、充実した学生生活をおくるために実践できる知恵やヒントを発信していきます。