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18歳までに知っておきたい10のこと⑧:食生活の乱れは健康リスクに直結!

18歳までに知っておきたい10のこと⑧:食生活の乱れは健康リスクに直結!
ドーミーラボ編集部では、20年後を見据えた際に、18歳から意識しておくと良いことを独自の視点でまとめてみました!20年後に後悔しない学生生活を送る為に、良かったらチェックしてみてください!

⏱この記事は約4分で読めます

【18歳までに知っておきたい10のこと】
01:もれなく責任がついてくる
02:流されていると漂流する
03:コミュニケーションNO.1
04:語学力だけでは働けない
05:成りたい自分は競争で掴む
06:経験が問われる就活
07:自炊は90%失敗する
08:乱れた食事は万病のもと
09:家事は年間730時間
10:支払いラッシュ

進学にあたって、親元を離れて一人暮らしを始めたり、自宅であっても家族と一緒の食事ではなく友人などと外で飲食する機会が増える大学生。その食生活の現状や実態と、どのような健康リスクがあるのかをご紹介します。

イマドキの学生の食生活ってどんな感じ?

学生の食生活というと、親元を離れたり、友人、知人との外食が増える一方で、健康な食生活についての関心や知識が乏しいことに加え、若さで乗り切れてしまうパワーもあるので親が面倒をみてくれた10代半ばまでよりも、おろそかになったり、乱れたりしがちなのは、なんとなく想像がつきますね。

とはいえ、イメージだけで語るのは信ぴょう性に欠けるので、農林水産省北陸農政局が実施した調査結果から懸念される問題をまとめてみました(出典:石川、新潟、福井、富山の4件の大学生、短大生を対象に行った、平成30年のアンケート調査レポート

 まず「食育」という言葉に注目してみましょう。食事に関する知識の有無が健康リスクに大きく関わるためです。結果は、7割の人が言葉も意味も知っていると答えていますが、男女別では女性の約8割が知っているのに対し、男性は約5割。食育についての関心も、それに近い割合で、居住形態では、自宅生の8割が関心があると答えていました。

 一方で現状、食生活について気を付けていることがあると回答したのは全体の2割。週に1日以上、外食や中食を利用する人は8割ほど。生活習慣病について聞いたこともあり意味の分かるとした人が9割に上りました。

 つまり、多くの人が健康維持のためにも適切な食生活を送ることが大切なのは「知らないわけではない、なんとなくわかっている」状況と言えるでしょう。そして、やはり実家で家族とともに生活している学生に比べ、親元を離れて生活している学生は食生活が乱れがちです。

※学生会館ドーミーでは栄養バランスが考えられた食事が毎日提供されます。一度失った健康を取り戻すのは非常に難しいです。忙しい学生生活の食事はプロに任せるのも良い選択だと思います。

食事の問題はさまざまな病気の温床に

 人の体は食べたものからできていると、よく言われます。体の基礎作りというフェーズを過ぎている18歳以上の学生については、食生活の状況は体格などよりも、健康面に影響します。

 食生活の洋風化については、言及されて久しいですが、和食に比べて脂肪分が多く、カロリーが高めであることから、身近なところでは肥満、また肥満によって引き起こされる内臓、血管などへの負担が考えられます。これにより、血圧の上昇、コレステロール値の悪化や、さまざまな病気の現認になります。また、反対に肥満を極端に恐れるあまり、いきすぎたダイエットなどで摂食障害に陥るというリスクもあります。

 食生活によって引き起こされた病気にかかると、場合によっては生涯にわたって、食事に制約が必要になってきたり、服薬を続けなければならなくなります。薬は忘れずに服用すれば問題ないかもしれませんが、薬を常用することからくる薬害などのリスクも考えられます。

 もちろん、病気をかかえてしまうと、体力、気力、集中力にもにも悪影響を及ぼし、勉強や、就職後の仕事にもおいても、生活全般にさまざまな支障がでてきます。また、免疫力も下がりますから、コロナはもちろん、今後また発生する可能性もある伝染病などに抵抗する力も弱まることになります。

食べることを一生楽しむために今、気をつけたいこと

 乱れた食生活で引き起こされる問題は、年数を重ねることによって蓄積され、中高年になってから病気にかかることへつながるだけでなく、生活習慣病と呼ばれる、かつては中高年の抱えるものだった問題に、若いうちからさいなまれることにもなりかねません。

 成人してお酒も楽しめるようになり、仕事に就いて経済的にも余裕ができたときに、好きなものをおいしく楽しく味わうためにも、後悔先に立たずです。若いころの不摂生が災いして病気を抱えてしまうと、常に油分や糖分、塩分を控えた食事をとらなくてはならない例もあり、なんでも食べたいもの、好きなものを、好きな時に食べられないことになってしまう危険をはらんでいるのです。

 少しの不調ならはねのけられる若いころは、ついつい、健康面への配慮がおろそかになりがち。しかし、食べることや、飲食を交えたコミュニケーションは、多くの人にとって人生の大きな楽しみのひとつでもあります。

  食事をとるタイミングなどの生活のリズムや、食べるものそのもののバランスなど、健康な体をキープできるように適切な食生活をこころがけましょう。


『18歳までに知っておきたい10のこと』、その他の項目も以下からぜひチェックしてみてください!

ライター
ドーミーラボ編集部

「夢中になれる学生生活」を探求するウエブマガジンです。進学や進路のあり方、充実した学生生活をおくるために実践できる知恵やヒントを発信していきます。