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【インタビュー】人とのつながりと温かさが感じられる居場所 – 國學院大學 學寮まほろば

【インタビュー】人とのつながりと温かさが感じられる居場所 – 國學院大學 學寮まほろば
國學院大學に専用の学生寮があるのはご存知でしたか。女子寮の「学寮 常磐木」と男子寮の「学寮 まほろば」です。たまプラーザキャンパスと渋谷キャンパスの2つを結ぶ東急田園都市線沿いにあります。実際どんな生活なのかを探るヒントに、「学寮 まほろば」に入居する國學院生のインタビューをご紹介します。今回は、2人の学生さんに話を伺いました。

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―なぜ國學院大學を選んで進学されたのか、教えてください。

E:僕の実家は宮城で神職に従事していて、神道に関する学部がある大学ということで國學院へ入学しました。

A:僕は保健体育の教員免許を取りたくて、高校生の頃に色々な大学を見学する中で國學院大學に縁があって決めたって感じですね。

―まほろばへの入寮の決め手は?

E:私は神道文化学部に進学したのですが、國學院大學の専用寮ということもあり、同じ学部の先輩たちと関係を築きやすい環境が良いな、と思って入寮を決めました。

A:実家が栃木なので進学と同時に実家を出ることは決まっていたのですが、一人暮らしには不安があって……。両親も一人暮らしは心配、ということで調べてみたところ『まほろば』の存在を知って夏休みに見学に行きました。

E:僕は一人暮らししてみたいって憧れはあったけどな(笑)

A:いやぁ、僕はちょっと、怖かったですね、やっぱり(笑)。それで、見学に行ったときに乾燥機があるってことが分かって「いいな!」って。

―乾燥機が決め手に?

A:そういうわけではないですが(笑)、ベランダは共有スペースだし、個室だと室内干しになってしまうし、初めて実家を出る上で生活に色々と不安があったので、洗濯の不安が払拭されたのは大きかったですね。

B:実際に見に行かないと分からないこともあるし、俺も見学に行ったけど、事前に見ておいて良かったよね。

A:うん。一緒についてきた親も「ここなら安心」って太鼓判を押してくれたし。

―実際に寮に入ってみてどうでしたか?

E:最初は友達ができるか不安でしたが、寮の案内をしてもらったときに同じ学科の子が3人くらいいて。そのときは緊張していて他人行儀でしたが、後日キャンパス内で会ったときに「あの時の!」とすぐに打ち解けて、そこからはあっという間に仲良くなれました。

先輩もフレンドリーで色々良くしてくれて、履修の相談をしたり、お古の教科書を頂いたり、本当に助かっています。

A:寮はね、そういう人とのつながりの恩恵がでかいよね。

E:うん、一人だったら途方に暮れてたと思う。

A:僕とEくんはカードゲームがきっかけで仲良くなったんですが、お互いの部屋を行き来してゲームを楽しんだりして、寮ならではの近い距離感で日常を共有するのが心地良いな、と思っています。あとは、先輩で言うと、僕も高校の先輩が『まほろば』にいることが発覚して、学科は違うんですが色々相談させてもらったりして助けてもらっています。

E:同学年だけじゃないつながりがあるのも良いところだよね。

―テスト期間とかは寮の雰囲気が変わりますか?

A:自習スペースを使って勉強する人もいるし、多少なり暗黙の了解みたいなのはありますが、そんなにピリピリはしないですかね。

E:「ヤベェ、ヤベェ」とか言いながら朝まで同じ空間で勉強できるし、友だちが勉強しているのが良い意味でプレッシャーになるので、がんばろうと思えますね。

A:「勉強はしてない」っていうハッタリも使えないしね(笑)

E:確かに。やってるのはバレバレだね。でも、それが逆に刺激になります。

―寮長さんや寮母さんはどんな人ですか?

E:フレンドリーで温かい人たちです。

A:本当に、温かいって言葉はその通りですね。

E:帰りが遅いと「お、今日バイト?」とか聞いてくれたり、こちらのことを積極的に知ろうとしてくれているのが伝わってきて、ありがたいです。

A:かといって過干渉だったり監視しているみたいな感じは全然無くて、ちょうど良い距離感で接してくれるので、居心地の良い家って感じですね。

―寮の食事はどうですか?

2人:おいしいよね。(同時に)

E:レパートリーが多くて、献立が変わるので飽きないですし。

A:時々海外の料理とか出るじゃん。

E:ガパオライスみたいな?

A:そう、それ。そういう変わったメニューが出るのは驚いたし、楽しみですね。

E:あと、季節やイベントに合わせた特別メニューも出してくれますね。季節行事や旬の食材まで考えてくれているのはビックリしたし、そういうメニューが出ると嬉しいです。

A:僕は牛丼とか中華丼とか、どんぶりものが好きなんだけど、Eくんはカレーが好きだよね。

E:そう、僕はカレーですね。特にポークカレーかな。

取材当日のメニュー

―最後に、お二人がこれからどんなことをしたいか、将来の展望を教えてくれますか?

A:僕は中学の保健体育教員の免許を取って教員になりたいんですが、卒業してすぐに教員になるのではなく、一般企業に就職して社会経験をしてから教員になるという選択肢も視野に入れています。社会を知らなければ教えられないこともあると思うので、社会勉強は必要かな、と思う日々ですね。

E:僕は実家が神社で、将来的には継ぐつもりでいるのですが、神道文化学部の諸先輩方を見ていると、色々な進路があるなと分かりました。実家に戻って家業に従事する先輩も入れば、実家ではない神社に奉職する方もいて、自分はどうしようかと考えています。周りがインターンや就活を始める時期なのでちょっと焦っていますが、自分なりにどういう進路を選ぶか、何をやっていこうか、考えていきたいです。

(写真:白浜哲 取材・西泰宏)

ライター
ドーミーラボ編集部

「夢中になれる学生生活」を探求するウエブマガジンです。進学や進路のあり方、充実した学生生活をおくるために実践できる知恵やヒントを発信していきます。