受験当日に体調不良になったら?先輩受験生の声から学ぶ対処法と予防策

実際、先輩受験生へのアンケートでも「当日や前日に体調を崩した経験がある」という声は少なくありませんでした。だからこそ、“万が一のときの対処法”を知っておくことが大切です。
本記事では、受験当日に体調不良になった場合の具体的な対処法をまとめました。あわせて、受験本番までにできる体調管理のポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
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受験期は体調不良になるリスクが高い

受験は一年で最も寒い時期に行われるため、風邪やインフルエンザ、胃腸の不調など、体調トラブルが起こりやすい季節でもあります。
実際、先輩受験生へのアンケートでは、「特に問題なかった」という声も多い一方で「前日や当日に体調を崩したことがある」という声も少なくありませんでした。
・腹痛や吐き気
・頭痛
・喉や鼻の不調
・生理と重なった
・緊張や寝不足による不調
など、内容はさまざま。“どんなに気を付けていても起こりうること”として、多くの受験生が経験しているのが現実です。
だからこそ大切なのは、「絶対に体調を崩さない」ことではなく、もしものときに落ち着いて対処できる準備をしておくこと。
次からは、受験当日に体調不良になってしまった場合の具体的な対処法を見ていきましょう。
受験当日に体調不良になった際の対処法
受験当日に体調不良になった際の対処法を、ケース別にみていきましょう。
共通テストの場合
体調不良で共通テストを受験できない場合は、追試験制度が用意されています。
追試験は、受験票に記載された「問い合わせ大学」に申請し、認められた場合に受けられる試験です。疾病・負傷、試験場に向かう途中の事故など、やむを得ない事情があると判断された場合に対象となります。
当日は以下の流れを意識してください。
- まずは問い合わせ大学にすぐ連絡
- 指示に従って必要な手続きを行う
- 受験可能と認められれば追試験日程で受験
追試験は通常、本試験の約2週間後に実施されます。令和8年度の実施期日は
- 本試験:令和8年1月17日(土)、18日(日)
- 追試験:令和8年1月24日(土)、25日(日)
となっています。具体的な申請条件や手続きは年度ごとに変更されることがあるため、必ず大学入試センターの公式情報を確認してください。
「無理に会場へ向かう」よりも、まずは落ち着いて大学の案内に従うことが大切です。
国立大学の二次試験の場合
国立大学の二次試験では、基本的に「体調管理も受験の一環」という考え方がとられており、体調不良を理由とした追試験や振替措置が設けられていないケースが大半です。
そのため、当日に発熱や体調不良があっても、原則としては通常の受験日程で対応することになります。
ただし、試験実施のルールや救済措置の有無は大学ごとに異なります。近年は感染症への対応も含め、各大学が独自の方針を示しているため、次の点を事前に必ず確認しておきましょう。
年度によって対応方針が変更されることもあるため、「昨年はこうだったから大丈夫」と思い込まないことが重要です。
受験前日までに、志望大学の公式情報を必ず自分の目で確認しておきましょう。
私立大学の試験の場合
私立大学では、体調不良時の対応は大学ごとに異なります。
過去には新型コロナウイルス感染症を理由に特別措置が設けられるケースも多く見られ、出願料の返還、別日程への振替受験、共通テスト成績での代替判定などの措置がとられた例もありました。
ただし、こうした措置はすべての大学で用意されているわけではなく、年度によっても変更されます。
そのため、志望大学の公式サイトの入試情報や募集要項の注意事項を事前に確認しておくことが何より重要です。
受験当日の体調不良を予防する方法

受験当日の体調不良を予防するために、日々実践すべき行動についても紹介します。
規則正しい生活をする
まずは、規則正しい生活をすることです。
受験期は、毎日夜遅くまで勉強するのが当たり前になっている受験生が多いですが、夜遅くまでの勉強が続くと、受験当日のスケジュールに体が順応しづらくなります。
できれば受験の1か月前からは朝型の生活に切り替え、就寝・起床時間を一定に保ちましょう。
先輩受験生へのアンケートでも、受験前日は「22時台に就寝」「7~8時間睡眠」を確保していた人が多く、当日は半数以上が「6時台に起床」していました。

本番で落ち着いて実力を発揮するためには、十分な睡眠と安定した生活リズムがカギになります。
当日の起床時間や試験開始時刻を意識した生活リズムをつくっておくことが、本番でのコンディション安定につながります。
感染症対策を行う
受験期は、風邪やインフルエンザなどの感染症対策をいつも以上に意識しましょう。
外出から帰ったら手洗い・うがいを行い、こまめな手指消毒も習慣にすることが大切です。
マスク着用は現在個人の判断とされていますが、受験会場は人が密集しやすい環境。体調を守るためにも、受験期はできる限りの予防策をとることをおすすめします。
まあ、人混みに出かけるほど体調を崩すリスクも高まります。クリスマスや初詣など楽しみなイベントが多い時期ですが、受験期は無理な外出を避け、まずは体調を最優先に過ごすことが大切です。
胃に負担をかける食べ物・飲み物を控える
受験期は、胃に負担をかける食べ物・飲み物を控えることが大切です。
脂質の多い揚げ物やバターを多く使った料理、辛い刺激物などは消化に時間がかかり、腹痛や胃もたれの原因になりやすくなります。飲み物も、炭酸飲料やコーヒーの飲みすぎは避けましょう。
特に受験前日や当日は、いつも以上に「消化のよい食事」を意識するのがポイントです。普段食べ慣れているメニューを選び、身体に優しい食事でコンディションを整えましょう。
受験前日の夕食や当日の食事については、こちらの記事も参考にしてください。
身体を冷やさない
受験期は、寒さ対策を徹底し“身体を冷やさない”ことを意識しましょう。
冬は気温の低さだけでなく、試験会場や移動中の冷えによって体調を崩しやすい時期です。体が冷えるとお腹の不調や集中力の低下につながることもあります。
外出時は防寒インナーや厚手の靴下、カイロなどを活用し、温度調整しやすい服装を心がけてください。特に受験当日は、手足をしっかり温められる準備をしておくと安心です。
“寒さを我慢しない”ことが、安定したコンディションを保つコツになります。
学習部屋の環境を整える
学習部屋の環境を整えることも大切です。
「寒いから」と暖房を強くしすぎると、頭がぼーっとしてかえって集中力が落ちやすくなります。さらに室温が高くなりすぎると湿度が下がり、喉の乾燥や感染症リスクが高まる原因にもなります。
室温は適度に保ち、カーディガンやひざ掛けなど“衣服で調整する”のがおすすめ。
特に足元が冷えると勉強に集中しづらいため、足元ヒーターや厚手の靴下などを活用して、無理のない環境を整えましょう。
時には息抜きをする
時には息抜きすることも心掛けましょう。
「そんな暇なんてないよ」と思う方もいるかもしれませんが、過度なプレッシャーに晒され続けると、腹痛などの体調不良を引き起こすことがあります。
数時間ごとに休憩タイムをとったり、お風呂に浸かる時は何も考えないようにするなど、勉強が忙しくても少しリラックスすることを大切にしてください。
“万が一”を想定した準備が安心につながる
受験期は、勉強と同じくらい体調管理が重要です。「体調管理も受験の一部」という意識を持ち、生活リズムや食事、睡眠を整えて本番に備えましょう。
とはいえ、どんなに気を付けていても当日に体調を崩してしまう可能性はゼロではありません。だからこそ大切なのは、“もしものときの対処法をあらかじめ知っておくこと”です。
受験予定の大学の対応方針や問い合わせ先を事前に確認しておけば、いざという場面でも落ち着いて行動できます。
実際に先輩受験生も、体調不良への備えや当日の過ごし方に工夫をして本番を乗り切ってきました。こちらのアンケートでは、先輩たちの受験前日・当日のリアルな体験談を紹介しています。
ぜひこちらの記事も参考にしながら、自分に合った体調管理と備えを整えてください。
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