受験当日・前日、先輩たちはどう過ごした?全国581人の寮生に聞いたリアルな実態【ドーミーリサーチ】

そこで、学生会館ドーミーに住む現役大学生581人に聞いた「先輩たちのリアルな実態」を大公開します!
データだけでは分からない具体的な行動や、当日の心の持ちようまで。
先輩たちの生の声から見えてきた、万全の状態で本番に挑むための「整え方」のヒントをお届けします。
⏱この記事は約8分で読めます
受験前日の過ごし方|「夜更かししない」は本当?
「受験前日は遅くまで勉強するもの」というイメージとは異なる結果が見えてきました。
就寝時間と睡眠時間の実態

受験前日の睡眠時間を尋ねたところ、最も多かったのは「8時間睡眠」で36%でした。次いで「7時間(25%)」「9時間(19%)」と続き、多くの先輩たちが十分な睡眠時間を確保していたことが分かります。
また、就寝時間では「22時台」が40%と最も多く、「23時台(29%)」を大きく上回りました。
「夜遅くまで勉強する」という従来のイメージとは異なり、本番前日は早めに休み、体調を整えるという過ごし方が主流になっている様子がうかがえます。
前日の気持ちと、緊張との向き合い方

「緊張していた」方と「意外と落ち着いていた」方で、ほぼ半々に分かれました。
その他に寄せられたコメントでは「早めに切り上げて休んだ」「あえて勉強しなかった」「いつも通りに過ごした」といった声も目立ちました。
「なるようになると思っていた」「実感がなく、修学旅行のような気分だった」といった声もあり、必ずしも強い不安に支配されていたわけではなく、緊張と落ち着きが同時に存在する、受験前日ならではの心理状態がうかがえます。
受験当日の朝|追い込みよりも“整える”時間
受験当日の朝も、先輩たちの過ごし方は意外と落ち着いていました。
起床時間の実態

受験当日の起床時間は「6時台」が50%と、半数を占めました。
前日から早めに就寝し、当日も余裕をもって朝を迎えていた先輩が多かったようです。
朝の時間はどう過ごしていた?

当日の朝の過ごし方は「リラックスしていた(63%)」が、「追い込みで勉強した(25%)」を大きく上回りました。
実際の声を見ていくと、要点だけ軽く復習してから音楽を聴いたり、暗記を確認して気持ちを落ち着かせたりと、勉強とリラックスを組み合わせた朝を過ごしていた人も多かったようです。何もしないより、少し手を動かすことで安心できた、という感覚に近いのかもしれません。
当日の朝は「最後の追い込み」よりも、本番に向けて心身を整える時間として使われていたと言えそうです。
受験当日の食事事情|朝も昼も「食べやすさ」重視
受験当日の食事は、集中力や安心感にも影響します。
朝食はほぼ全員が摂取。その定番メニューは?


受験当日の朝食摂取率は97.6%と、ほぼ全員が朝食をとっていました。
最も多かったのは「おにぎり」で、消化が良く、片手で食べやすく、すぐにエネルギーになるおにぎりは、緊張する受験当日の「心強い味方」になっているようです。
昼ごはん・お弁当で意識したこと
受験当日の昼ごはんについては、89%が「食べた」と回答。

コンビニなどで購入する人が最も多い結果に。事前に用意しすぎず、その日の体調や空腹感に合わせて“手軽に調整できる食事”を選んでいた先輩が多かったことがうかがえます。
また、試験が午前中で試験が終わり、帰宅後や外食で食事をとったという声も少なくありませんでした。
食べたものは朝食と同様に「おにぎり」が圧倒的多数。他にもパン、サンドイッチ、ゼリー飲料など、軽く口にできるものが中心でした。昼ごはんは勝負をかける食事というよりも、当日体調を崩さずに乗り切るための調整として選ばれていたようです。
一方で、緊張から食欲がわかず、ほとんど口にできなかったという声も見られました。
持ち物・準備|「持っていて助かった」リアルな声
事前準備が、当日の安心感につながる場面も多く見られました。

寒さ対策グッズ
特に多かったのは、カイロや上着、ひざ掛けなどの防寒グッズ。
「手が温まるだけで落ち着いた」という声もあり、寒さ対策は精神面にも影響していたようです。逆に「持っていけばよかった」という質問でも、カイロや防寒具が何度も挙がっていました。勉強道具ほど意識されにくく、当日になって必要性に気づくケースが多かったのかもしれません。
時計・文具
腕時計や予備の時計、筆記用具の予備も多数挙がりました。
会場の時計が見えづらかった、そもそも無かった、という体験もあり、時間への不安を減らすお守りになっていたようです。
文具についても、鉛筆やシャーペンの予備、消しゴムを複数用意していたという声が目立ちます。「折れたときに焦らずに済んだ」「落としてもすぐに切り替えられた」など、直接使う場面がなくても、“万が一”を想定して持っているだけで落ち着けた、という感覚が共有されていました。
体調ケアの小物
ティッシュ、マスク、目薬、のど飴、胃腸薬や下痢止めなど、「いつもの自分でいられる」ための持ち物も支持されていました。
心の支えになるもの
意外と多かったのが、お守り、友達や家族からの手紙・メッセージ、推しグッズといった心の支えになるもの。
受験当日は、知識だけでなく気持ちの波とも向き合う一日です。受験当日の“コンディション管理”は、睡眠や食事だけでなく、こうした持ち物の工夫にも表れていると言えそうです。
トラブル・失敗談から学ぶ、当日の注意点
どんなに準備していても、当日は予想外のことが起こりがちです。多くの失敗談に共通していたのは、致命的ではないものの、気持ちが乱れたという点でした。
移動・忘れ物のトラブル

最も多かったのは「道に迷った」「会場が分かりにくかった」という声。
キャンパスが広い、会場が複数あるなど、初見ならではの戸惑いが目立ちます。
次に多いのが、交通機関の遅延や混雑、時間配分のミス。「余裕を持ちすぎるくらいでちょうどよかった」という実感が多く語られていました。
受験票や時計、筆記用具など忘れ物をして焦ったという声も多くあがりました。実際には試験監督に相談して対応してもらえた、代替手段で乗り切れたというケースも多く、「忘れた=即アウト」ではなかったようです。それでも、焦りが集中力を削ぐきっかけになったという点では、事前準備の重要さが改めて浮かび上がります。
前日・当日に体調を崩したらどうした?
体調については「特に問題なかった」という声も多い一方で、当日はやはり、腹痛や吐き気、頭痛、喉や鼻の不調など、緊張と重なった不調を経験した先輩もいました。生理と重なった、寝不足でつらかった、という声も見られます。
対処として多かったのは、
・早めに休む
・身体を温める
・市販薬で対応する
といった、普段通りのケア。
「薬を持っているだけで、実際に使わなくても安心できた」という声も多く、備えそのものが心の支えになっていたようです。
親の付き添いは必要?受験当日の過ごし方と安心感
受験当日は、誰と過ごすかも人それぞれです。
親の付き添い、実際は半々だった

「親と一緒が当たり前」でも、「一人が正解」でもありませんでした。
付き添いが「安心」につながったケース
付き添ってもらって良かった、という声で最も多かったのは、精神的な安心感でした。
「会場までの道や移動を任せられた」
「話し相手がいて緊張が和らいだ」
「直前に『大丈夫』『頑張って』と声をかけてもらえた」
特に、遠方での受験や初めて行く土地では、「迷わない」「時間を気にしなくていい」というだけで、気持ちがかなり楽になったという声が目立ちます。
また、「勉強の話をしないで、いつも通り接してくれたのが良かった」という回答も多く、過度な応援よりも“平常運転”が安心につながっていたケースも少なくありませんでした。
付き添いが合わなかったケースもある
一方で、親の付き添いが必ずしもプラスにならなかった人もいます。
「プレッシャーを感じてしまった」
「親の緊張が伝わってきた」
「一人の方が集中できた」
特に多かったのが、「励ましの言葉が逆に重かった」「過度に声をかけられて落ち着かなかった」という声です。安心感は人によって形が違います。“一人で静かに整えたいタイプ”の人にとっては、付き添いがノイズになることもありました。
「一緒に来る」以外にも、安心できる距離感があった
「ずっと一緒に行動してもらった」「完全に一人で向かった」という二択ではない過ごし方も多く見られました。実際、
「行きだけ付き添ってもらった」
「会場近くのホテルで待っていてもらった」
「何かあれば電話できるだけで安心だった」
といった声も多く寄せられています。
受験会場までの移動や時間管理といった不安な部分だけサポートしてもらい、会場に入る前後は一人で気持ちを整える。そんな“程よい距離感”が、かえって落ち着いて本番に臨めたという先輩も少なくありませんでした。
自分にとってどのくらいの距離感が落ち着くのかを考え、事前にすり合わせておくことが、当日を穏やかに迎える一助になっていたと言えそうです。
先輩たちが大切にしていた「整え方」
今回のドーミーリサーチから見えてきたのは、受験前日・当日の過ごし方に「これが正解」という形はない、ということでした。
睡眠時間も、朝の過ごし方も、付き添いの有無も、人それぞれ。共通していたのは、自分が落ち着ける形を選んでいたことです。
これから受験に臨む方は、「こうしなきゃ」と無理に合わせる必要はありません。先輩たちの声をヒントにしながら、自分なりの整え方で当日を迎えてください。
先輩たちも同じように悩みながら、その一日を乗り越えてきました。皆さんが自分らしい形で受験当日を迎えられることを、心から応援しています!
【アンケート調査概要】
・調査対象:学生会館ドーミー入居者(現役大学生)
・有効回答数:581名
・調査時期:2025年11月
・調査方法:入居者専用アプリ「Domico」によるWebアンケート
プレスリリース|【受験生応援】合格者の36%が「8時間睡眠」!? 先輩581人に聞いた“当日・前日の過ごし方”




