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コロナ後で変わった、学生バイト事情。-【特集】大学生と専門学生のアルバイト成功術

コロナ後で変わった、学生バイト事情。-【特集】大学生と専門学生のアルバイト成功術
アルバイト支援サービス「Rooky」を展開されている中川社長に、大学や専門学校に進学する皆さんに向けて、アルバイトと学業を両立するためのヒントを聞く特集「大学生と専門学生のアルバイト成功術」。今回は、「コロナ後で変わった、学生バイト事情」について伺います。

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Q.コロナ後、学生のバイト事情はどのように変化しましたか?

従来は「大学生のアルバイト=飲食」というイメージが強かったのですが、コロナによってその辺りが崩れてきているように感じています。「先輩がやっていて誘われた」というケースが多かったのに、それがなくなったわけです。

先輩たちもアルバイトをやったことがないから、先輩から教えられる、紹介されるケースが減っていて、それによりアルバイトの探し方の違いも出てきています。

デジタル化の流れが加速したことも、バイト事情にも変化をもたらしています。今や自分のような大人でもTikTokとかYouTubeを見るわけですから、若年層はなおさらです。コロナによって、特にテレビではなくSNSの利用が急増したことで、デジタル関連の仕事へのニーズも増えました。以前よりも動画の編集をやりたいとか作り手になりたいと思う人も多く、デジタル化のトレンドは顕著です。

また、就職の早期化の認知がされてきていることで、アルバイトもそうですが、1年からインターンするような学生も出てきています。

また、特に飲食やコンビニなどを運営する企業側の事情も、コロナで大きく変わりました。わかりやすいのはセルフレジや配膳ロボットなどが増えたことでしょう。物価高騰もあり、コストを抑えようという動きが加速しています。。セルフレジが増えたことで、アルバイト募集が減ってきているのです。コロナの影響や物価高騰で、コスト削減の動きも加速しています。例えば、大手飲食チェーンでは、配膳スタッフの人員が削減されています。

つまりは、とりあえずいればいいような仕事しかできないバイトは減っていく、あるいは今後なくなっていくわけです。データ入力するだけ、看板持っているだけ、トラックに座ってるだけ、試験監督とか・・・。従来学生のアルバイトの受け皿だった職業は、どんどん少なくなってきています。

今後AIやデジタル化、コロナの影響で、人なしでの労働環境の構築が進めやすくなりました。アルバイトする側も、頭を使う仕事しかなくなっていくのです。単純作業は機械ができます。笑顔とか、人間じゃないとできないことをプラスアルファでできないといけない、そういう動きがアルバイト市場では今後ますます加速していくと思います。

また、ウーバーのようなサービスが台頭してきたことで、フリーランスで時間に左右されない働き方を選択する人も増えてきています。タイミーやシェアフルに代表されるスポットワーカーも相当多くなっています。そこでの競争も生まれてきているし、スポットワーカーだけの居酒屋といった新たな業態も生まれてきています。

手に入る情報や働き方もたくさんある一方、「選ぶ」のがとても難しいのです。

最終的に決めるのは自分です。だから、今必要なのは、仕事を選ぶ力や見極める力です。私はそれらを「ジョブリテラシー」と呼んで、日々学生の皆さんにお伝えしています。

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本記事は、学生会館ドーミーとRookyが提供する連載企画の一環です。中川社長に聞く「大学生と専門学生のアルバイト成功術」を通じて、学生の皆さんが自分に合ったアルバイトを見つけ、充実した学生生活を送るための情報を提供しています。ぜひ、これからの学生生活をより豊かにするヒントを見つけてください。

学生会館ドーミー×Rookyのアルバイト支援サービスとは?

学生会館ドーミーとRookyが提供するアルバイト支援サービスは、学生会館ドーミーに入居している学生向けのアルバイト情報提供サービスです。Rookyは、スマホやパソコンから簡単に登録でき、自分に合った求人情報が見つかると、サポートスタッフが面接までの手続きや条件交渉などを手厚くサポートしてくれるサービス。飲食店をはじめとするさまざまな職種の求人情報を取り扱っており、学生にとっては、自分の都合に合わせたアルバイトを見つけることができるという利点があります。また、ドーミーに入居している学生ならではの情報提供や、地域密着型の求人情報提供などもあり、学生にとって安心してアルバイトを探すことができるサービスとなっています。くわしくはこちら

中川高一(なかがわ・ たかひと)
ルーキーワークス株式会社 代表取締役
1981年、東京都生まれ。求人情報サービス企業で営業職を務め、多くの功績を上げ、入社後1年9ヶ月のスピードで課長に就任。
新規プロジェクトの責任者を務めた後、2013年に独立。「今後の将来を担う多くの若者(Rooky)が、やりがいを持てる仕事(Works)を見つけ、やりがいを持って取り組む事ができる社会を実現したい」との想いで、現在のルーキーワークス(株)を設立。
同社では主に大学生・専門学校生を対象に、アルバイト就業やインターンシップ支援、起業セミナーの運営など、就職活動を支援する事業を独自に展開している。
https://www.rookyworks.jp/

ライター
学生会館ドーミー

学生会館「Dormy ドーミー」は、一人暮らしのスタートアップにぴったりな、学生向けのサービスアパートメント。学生の皆さんがやりたいことに夢中になれる環境とサービスを提供しています。全国に307棟展開、2万人を超える学生が利用しています。