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【めざせ!都の西北奨学金 × 奨学寮 体験談】ボロボロな寮を覚悟していたが、実際は違いました。【WASEDA LIFE】

更新日 2023.05.16
【めざせ!都の西北奨学金 × 奨学寮 体験談】ボロボロな寮を覚悟していたが、実際は違いました。【WASEDA LIFE】
早稲田大学が独自に設置している学内奨学金は、おおよそ150種類。そのすべてが返済不要の給付奨学金です。なかでも代表的なのが入学前に採用決定する「めざせ!都の西北奨学金」です。また、早稲田大学の提携国際学生寮WIDを提供する、当社(株式会社共立メンテナンス)も独自の奨学寮制度をご提供しております。今回は、都の西北奨学金と奨学寮制度を実際に利用された文化構想学部1年のSさんが暮らすWID花小金井2に伺い、受験生時代から入学後の生活についてお話を伺いました。

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早稲田大学 文化構想学部1年 Sさん

そもそも早稲田大学には「受からないだろうな」と思っていたんです。共通テストではE判定だったので……。ただ、学部に限らず履修できる科目というのが、どれも魅力的だったので、やるだけやってみよう!と、必死に勉強しました。

出願前に申請する「めざせ!都の西北奨学金」を受給しているんですが、受験勉強をしていた当時は、奨学金のことまで考える余裕はなかったですね。母がウェブサイトで見つけてくれて、条件に当てはまっていたので申し込みました。合格発表の前に「採用候補生になりました」という連絡が先に来るんですけど、心情的には複雑ですね(笑)。合格が決まって、やっと全部ひっくるめて喜べる、っていう。

ボロボロな寮を覚悟していた

実家は、茨城県の大洗というところなんですが、早稲田は遠いので上京することになるだろうなと。最初はアパートを探していたんですが、奨学金の候補生になったという案内と一緒にWIDの割引案内が入っていて。年間管理費が免除される上に、家賃も1万円ぐらい安くなっていたんです。

今、食費を含めて7万7千円ぐらい払っていると思うんですが、本当だったら月に10万円ぐらいかかってたんじゃないかなあ。ここに入る前に、某国立大学の寮を見学したことがあるんですが、あまりにもボロボロだったので、若干そういうものを覚悟していたんですけど、でもここはベランダがあって、綺麗で、個室で、食事もちゃんとついていて……本当に素晴らしい寮だなあって。

銭湯のような大きいお風呂

デメリットは特に思いつかないですが……ここは男子寮なので女性を泊めるのが禁止ってところが、人によっては嫌かもしれないですね。自分は、男女一緒の寮だと風呂上がりとかに下着姿で歩いたりできないので、こっちの方がいいなあって思います。あと水回りが共用なので、着替えとかバスタオルとかシャンプーとかを全部お風呂に持っていかないといけないのはちょっと面倒かもしれません。

ただ、大きい風呂はありがたいですね。地元でもよく銭湯に行っていたので。食堂のご飯は、どっちかっていうと薄味で、普通に美味しいです。個人的には薄味の方が好きなので良かったんですけど、マヨネーズが苦手なのでタルタルソース系が出るのがちょっと……。煮物は全部美味しいですね。

治安が良く、暮らしやすい街

ここは大学からちょっと距離があるので、ちゃんと早起きできる人の方が向いてるのかもしれません。ただ、高田馬場のすぐ近くに住んでる友達は「次の日、一限からだから泊めて」って、みんな押し寄せてくるって言ってたので、そういうことにはならなくていいですね(笑)。周りも静かですし、子育てしてるお母さんとか、おじいさんおばあさんとかが住んでいる地域なので、治安もいい感じです。

ちょっと歩くとお店も色々あって。そういえば父が最初「ええ?花小金井なの?」とちょっとネガティブな感じで言っていて。昔の人からすると田舎っていうイメージなのかもしれないですが、今は住みたい街の一つなんですよね。公園も結構たくさんあって、すごく暮らしやすいですよ。父も実際にここへ来て、いいところだねって言ってくれました。昔住んでたところに似てるって。

未経験のものにチャレンジ

大学ではスキーサークルに入っています。一度もやったことなかったんですけど、楽しそうだなあ、と。両親が「奨学金に受かったから、ウエアのお金は出してあげるよ」って言ってくれて。ブーツは自分でバイトして、スキー板はひとまず先輩に借りようって思ってます。

楽しそう、やってみたい、と思うものに挑戦できるのは、本当にありがたいですね。プログラミングのサークルにも入っていて、ゆくゆくは自分でゲームを作れたらいいなあと。将来は、都市計画に興味があるので、文化財として街を保全することや、芸術の一つとして街の景観を考えて保護していく方法などを、今の学部で学んでいきたいなあと思っています。

(取材・西泰宏 文・田中文庫 写真・白浜哲)

●「めざせ!都の西北奨学金」の詳細・お問い合わせ

首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)以外の国内高等学校出身者で、学業成績が優秀であるにもかかわらず家計の事情で早稲田大学への進学を断念せざるを得ない受験生を対象にした早稲田大学独自の奨学金です。申請は入学前からで、審査の結果採用候補者となった方に、入学後の奨学金を事前にお約束するものです。(奨学金採用候補者は入学試験に合格・入学することで奨学金に正式採用される)詳しくは早稲田大学 奨学課へお問い合わせください。めざせ!都の西北奨学金について(早稲田大学 奨学課)

●早稲田大学提携国際学生寮WIDの奨学寮制度のお問い合わせ

「めざせ!都の西北奨学金」を利用される方を対象に、WID花小金井2(男子)、WID所沢(女子)を特別料金等でご提供する制度です。くわしくは株式会社共立メンテナンスへお問い合わせください。
※奨学金制度のご利用には条件や募集数の限りがあります。あらかじめご了承ください。

ライター
WASEDA LIFE 編集部

WASEDA LIFE[早稲田ライフ]
2017年8月発行 初版 発行:株式会社 共立メンテナンス

早稲田大学という多様性に満ちたステージで、充実した学生生活を過ごしていただきたい。それぞれの夢に向かいながら早稲田大学の提携学生寮“WID”で暮らす学生さんたちが語るひとつひとつの言葉が、新たな世界に飛び込もうとする、あなたの後押しになることを願っています。