「ここは『帰りたい』と思える場所」──寂しがり屋の私が、夢を追うリーダーになるまで【ラポール百合ヶ丘・インタビュー】
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「最初は一人暮らしが無理だと思って寮を選びました。でも今は、ここが『帰りたい』と思える場所になっています」
そう語るのは、新潟県から上京し、駒沢女子大学で国語教員を目指すMさん。
入学当初は不安でいっぱいだった彼女ですが、現在では寮のリーダーであるRA(レジデント・アシスタント)を務め、イベント企画や学外の吹奏楽団での活動など、驚くほどアクティブな日々を送っています。
彼女が暮らす「ラポール百合ヶ丘」は、朝夕の温かい食事と、寮長・寮母夫妻の住み込みサポートが魅力の学生寮。
「何でも楽しんでやってしまう」というMさんの原動力と、彼女を支える寮での暮らしについてお話を伺いました。
夢のため、新潟から東京へ。「一人暮らしは無理」で選んだ寮生活
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── まずは、駒沢女子大学へ進学したきっかけを教えてください。
私は将来、国語の教員になりたいんです。高校生の時の先生が好きで、そこから国語という科目の面白さに目覚めました。
地元は新潟県なのですが、私が取りたい「中学と高校の国語の免許」の両方を一度に取れる私立大学が県内になかったんです。国公立大の5教科の勉強は厳しいし、でも夢は諦めたくない。そこで「県外に出るしかない」と決意しました。
駒沢女子大学は、文学だけでなく歴史も深く学べる点や、教職課程が充実している点に惹かれました。
── 初めての上京生活、住まい選びはどのように決めましたか?
親も私も、まさか県外に出るとは思っていなかったので、準備不足のまま急に決まった感じでした。
住まいについては、私は寂しがり屋なので「一人暮らしは絶対に無理だ」と思っていました。いくつか見学をした中で、ラポール百合ヶ丘の寮長さん・寮母さんがとても親切だったのが決め手です。
他のアパートや寮も見たのですが、ここは共用部分が多くて人と関わる機会が多そうだと感じました。「一人だけど一人じゃない」環境が良いなと思って選びました。
「寂しかったのは最初だけ」一生モノの出会いと安心感
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── 実際に入寮してみて、寂しさはどうでしたか?
入寮して最初の2〜3日、まだ食事が始まっていない期間は少し寂しかったです。
でも、4月に入って食堂でご飯が始まると、寮長さんが「新入生同士だから」と席を固めて紹介してくれたんです。そこで急に仲良くなれた子がいて、一気に寂しさは消えました。
── 寮長さんのその橋渡しは嬉しいですね!
そうなんです。新入生歓迎会などでも話せる人が増えて、それからはずっと楽しいです。
特に「笑いのツボ」が全く一緒の子に出会えたのは大きかったです。実家同士も車で10分くらいの距離だと判明して、「運命じゃない?」って(笑)。今は本当に仲が良くて、心の支えになっています。
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── 普段の生活で「寮でよかった」と感じる瞬間はありますか?
体調を崩した時ですね。一度高熱を出して動けなくなったことがあったんですが、友達がゼリーやスポーツドリンクを買ってきてくれて。一人暮らしだったら本当に困っていたと思います。
あとは、学校から帰ってきた時の安心感です。玄関を開けると誰かの声がしたり、食堂が賑やかだったり。「家よりも明るい」と感じることもあって、本当に「帰りたい」と思える場所ですね。
憧れからRAへ。失敗から学んだ「計画力」と「自信」
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── 現在はRA(レジデント・アシスタント)として活動されていますが、きっかけは?
入寮当初、イベントで見た先輩のRAさんがすごく大人っぽくて、人前で堂々と話している姿に憧れたんです。私は人前が少し苦手だったので、「あんな風になりたい」と思って立候補しました。
── 実際にやってみてどうでしたか?
想像以上に大変でした(笑)。
他のドーミー(学生寮)のRAたちと一緒に企画・運営する「ビーチクリーン」や「スポーツフェス」という大規模なプロジェクトに参加したのですが、準備に5ヶ月くらいかかりました。
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最初は「やってみたい」という気持ちだけでしたが、実際に動かしてみると、LINEでの告知文作成から当日の進行、チーム分けなど、やることが山積みで……。もっと早くから計画すればよかったと痛感しました。
── かなりの大仕事だったんですね。得られたものはありますか?
「何とかやりきる精神」がつきましたね。それに、先日のスポーツフェスで司会をした時は、以前のように緊張せず、自然と話せるようになっている自分に気づきました。「人前で話す」という苦手意識を克服できたのは、大きな自信になりました。
次は、もっと計画性を身につけて、大人っぽくなりたいです(笑)。イベント後にアンケートを取って改善点を見つけるなど、一歩進んだ運営をしたいと考えています。
軽音楽部、吹奏楽、寮生活。全てを全力で楽しむ
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── 学業と寮の活動以外にも、サークルや団体の活動をされているとか。
はい。実は最初、大学で軽音楽部に入ってバンドを組んだんです。「とりあえず楽器をやりたい!」と思って飛び込みました。でも、やっぱり昔から好きだった吹奏楽をどうしてもやりたくなってしまって。大学の部活ではなく、川崎・大田区を中心に活動している一般の楽団を探して入りました。
── 行動力がありますね!
授業、教職課程、寮のRA、そして吹奏楽。周りからは「忙しそう」と言われますが、自分ではあまり忙しいとは思っていなくて。「何でも楽しいからやってしまった」という感覚なんです。
── そのバイタリティはどこから来るのでしょうか?
寮生活のおかげで、掃除の手間が省けたり、ご飯が用意されていたりする分、自分のやりたいことに時間を使えているのは大きいかもしれません。
部屋に入れば一人の時間も確保できますし、共有スペースに行けば誰かがいる。そのバランスが私には合っているんだと思います。
── 最後に、これから入学を考えている後輩へメッセージをお願いします。
初めての一人暮らしは、ご飯のことやホームシックなど、不安なことがたくさんあると思います。でも、ここなら温かい食事があるし、寮長さん・寮母さんがいつも見守ってくれています。
何より、すぐに友達ができる環境があります。もし不安を感じているなら、ぜひ来てほしいです。「大丈夫、寂しくないよ」って伝えたいですね。
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インタビューを終えて
「先生になりたい」という強い意志を持ち、苦手だった人前での活動にも果敢に挑戦するMさん。ラポール百合ヶ丘という安心できる「基地」があるからこそ、大学の学びだけでなく、他大学の寮生との連携プロジェクトや地域活動など、自身の可能性を大きく広げられているのだと感じました。
<お知らせ>
現在ラポール百合ヶ丘は駒沢女子大学専用寮として運営をしておりますが、2027年春より、他校の女子学生もご入寮いただける駒沢女子大学「優先寮」となります。
(取材:西泰宏/撮影:白浜哲)





