【クイズ版】うまくいくひとは、脳の使い方を知っている。脳科学者の澤口先生に教えてもらった「失敗しない受験勉強」
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Q1:脳を活性化するために、おすすめの方法はどれ?
①:散歩
②:ポストイットを使う
③:スマートフォンアプリを使う
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①:散歩
あと近くに散歩ができる公園があるといいでしょうね。問題が解けなくて気分転換に散歩に出たら、散歩中に解けたという経験がある人もいるでしょう。これは脳科学的には、きわめて真っ当なことなのです。クリエイティブな発想は、体を動かしている時に出やすい。体を動かしていると、脳のクリエイティブな部分がするのです。
Q2:朝の試験に合わせて早起きしたい人も多いはず。では、夜型から朝型に睡眠タイプを変更をするために、どのくらいの期間が必要でしょうか?
①:3~5日
②:1~2週間
③:1ヵ月
Q2の答えをみる
②:1~2週間
脳のチカラを引き出すために不可欠なことは、“いい睡眠”を取ることです。でも、人によって“いい睡眠”は違います。よく「朝型・夜型」といいますが、裏返せば、これは“いい睡眠”のタイプです。朝が得意ならば夜寝るのがいい。夜が得意なら昼間寝るのがいい。このように、自分のタイプを知り、いつ寝るのがいいのかを知っておきましょう。また、ベストな睡眠時間も早く見つけたほうがいいですね。ベストな睡眠時間も人それぞれ違うのです。いい睡眠を保つには、人に合わせるのではなく、いかに自分の睡眠ペースを守れるかが大切です。
ただし、注意してほしいことがあります。試験は朝です。つまり、午前中から力を発揮できる朝型が有利なのです。そのため夜型の方は、ぜひ試験前には徐々に朝型にしていってください。人間には適応するチカラがあります。1〜2週間もあれば、夜型も朝型に変えられます。
Q3:受験勉強のモチベーションを保ち続けるために、目標の立て方のコツで間違っているものは?
①:変更してもいい
②:目標に幅を持たせる
③:絶対に達成する
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③:絶対に達成する
1年間、試験に向けてモチベーションを保ち続けるのは大変で、挫折してしまうかもしれません。しかし、結構簡単に克服できるのです。
まず目標を書く。そして、その目標までのタイムスケジュールを作る。ポイントは、この目標は“変更してもいい”、目標には“幅を持たせる”ということです。たとえば、「10月までに数学の偏差値を60にする!」という厳密な目標設定ではなく、「10 月頃に、数学の偏差値を58~62にする!」といった風に。少し幅を持たせた目標設定をし、目標予定を期間で書いておくのです。
はじめからピンポイントで高い目標を設定すると挫折してしまいがちですが、幅があれば、到達しやすく、小さな成功を積みかさねられます。ついには目標よりも高い地点に立つことさえできる方法です。こうして1年の間に、小さな成功をたくさん積みかさねる、これが受験勉強のモチベーションを保つコツです。
いかがでしたか?
このクイズは以下の記事に基づいて出題されています!ご関心がある方は、是非、こちらも御覧頂ければ幸いです。