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オープンキャンパスでやってはいけないことは?失敗しないために絶対に避けるべきNG行動

オープンキャンパスでやってはいけないことは?失敗しないために絶対に避けるべきNG行動
オープンキャンパスは、キャンパスの雰囲気を感じ取ったり在学生の話を聞ける絶好の機会です。

ただ、オープンキャンパスって何を準備すればいいのか、意外とわからないもの。大切な日だからこそ、避けるべき一連の行動も存在します。失敗は誰にでも起こり得るものですが、取り返しのつかないNG行為をしてしまうと進学に不利な状況になりかねません。

そこで今回は、オープンキャンパスで後悔しないために、絶対に避けたいNG行動を紹介します。

ぜひ参考にして、有意義なオープンキャンパスにしてみてくださいね。

⏱この記事は約8分で読めます

オープンキャンパスの目的と重要性

進路を決める上で、オープンキャンパスは積極的に参加したいイベントの一つです。

そんなオープンキャンパスの目的には、大きく3つの目的があります。

①大学や学部・学科について詳しく知れる

オープンキャンパスは、パンフレットやホームページでは感じ取りきれない大学のリアルな雰囲気を知れることが、最大の魅力といっても過言ではありません。

授業見学や学内散策を通して、実際に通っているイメージを具体的に膨らませられるでしょう。

②在学生や教員から直接話を聴ける

大学によって、教育理念や学習環境、学生の雰囲気は大きく異なります。

実際にキャンパスを訪れて学生や教員と交流することで、その大学に馴染めるかどうかを判断する貴重な機会になるはずです。

③入試情報を聞いたりや進路相談を受けられる

オープンキャンパスでは、入試制度や奨学金制度に関する説明会、個別相談会が実施されることも多いです。

受験期間中は、将来に対する不安や焦りでモチベーション維持が難しいという方もいらっしゃるでしょう。

そのような中で、説明会や個別相談で進路に関する不安を相談したりすることで、日々のモヤモヤを解消する良い機会になるかもしれません。

また、オープンキャンパスでは、大学によってさまざまなプログラムが組まれており、授業のデモンストレーションやキャンパスツアー、学生生活に関するセッションなど、参加者が大学のリアルな姿を見られるよう工夫されています。

実際の内容は大学によって異なりますが、具体的にどんなスケジュールが組まれているのか以下のコラムで紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!

オープンキャンパスで避けるべき行動

受験期間中の限られた時間の中で、自分にぴったりの大学を見つけるのは簡単ではありません。だからこそ、リアルなキャンパスライフを感じ取れるオープンキャンパスを有効活用することが重要です。

ただ、参加したオープンキャンパスでNG行為やマナー違反をしてしまったら、せっかくのチャンスを逃してしまうだけでなく、悪い印象を与えてしまうことも…。

具体的にどのような行動を避けるべきなのか、代表的なものを7つ紹介します。

【NG】だらしない服装

大学選びの大切な機会だからこそ、服装もばっちり決めたいもの。だからといって、どんな服装でもいいというわけではありません。

服装で迷うのは、まず制服か私服かという点です。この場合、服装規定があればそれに従うというのが正解になります。

制服が推奨される場合は、校則を守った服装で行きましょう。スカート丈が短すぎたり、ネクタイやリボンの位置がズレていると、だらしないという印象を与えかねません。

私服OKの場合は、清潔感のある服装を心がけてください。
穴の空いたジーンズや派手なデザインの服装、露出度の高い服装は避けるといいです。

また、動きやすい服装がおすすめです。キャンパスツアーは長時間歩くこともあるので、ハイヒールやサンダルは避け、スニーカーで参加するといいでしょう。

オープンキャンパスの服装については以下の記事でより詳しく解説しています。

【NG】遅刻や無断欠席

無断欠席や遅刻は、時間にルーズな人という印象を与えてしまうので、絶対にやってはいけません。特に、無断欠席すると、大学側から「あの学校の生徒はマナーがよくない」と、学校全体の評価にもつながるおそれがあります。

とはいえ、オープンキャンパス当日の緊急事態や体調不良は、誰にでも起こりうるものですよね。

たとえば「当日の朝に急遽予定が入ってしまい参加できなくなった」「電車が遅延して遅刻しそう」という場合は、焦らずにまずは学校に連絡しましょう。

連絡手段としては、電話かメールが一般的です。ただし、メールの場合は開催時刻直前になると気がついてもらえない可能性があるので、できるだけ電話連絡が推奨されます。

いずれにしても、遅刻しそうになったり参加できなくなったりした場合は、できるだけ早めに大学に連絡しましょう。

オープンキャンパスでキャンセル連絡するときの方法や注意点に関しては、こちらのコラムを参考にしてみてください。

【NG】手ぶらでの参加

はじめてオープンキャンパスに参加する場合は「何を持っていけばいいの?」と不安になりますよね。参加時の持ち物に明確な規定はないものの、手ぶらでの参加は好ましくありません。

最低限でも、メモ帳や筆記用具を持参する必要があります。また、質問を事前に考えリストアップしておくことで、知りたい情報を漏らさず得られます。

さらに、学校側が配布する資料やパンフレットを持ち帰るためのバッグも用意すると良いでしょう。

オープンキャンパスに必須の持ち物リストについては、こちらのコラムで紹介しているので参考にしてみてくださいね!

【NG】学校内の無断撮影やSNSでの不適切な投稿

キャンパスライフを目の当たりにして、ワクワクした気持ちからついスマホで撮影したくなったり、SNSで投稿したくなったりする気持ちがあるかもしれません。

大学をはじめ、多くの教育機関では校内での写真撮影について事前の許可が必要であり、特に学生や教職員のプライバシーを尊重するための規則が設けられています。

また、SNSに授業風景や学生の様子を撮影し投稿することは、プライバシーの侵害になりかねません。

オープンキャンパスを訪れる際は、各学校のルールやマナーを守って参加しましょう。

【NG】他の参加者や学校スタッフに対する失礼な態度

オープンキャンパスには他の学校からの参加者や保護者、学校スタッフなど多くの方々が関わっています。そのため、失礼な態度やマナー違反は御法度です。

特に、次の行為を続けると、参加者だけでなく在学中の学校にも迷惑をかける可能性があるので絶対にやめましょう。

  • 説明中や講演中に携帯電話を使用する
  • 学校スタッフの説明に集中せず、私語や雑談をする
  • 関係者以外立ち入り禁止の場所へ入ったり、立ち入りを制限されている区域へ侵入したりする
  • 大声で会話する
  • ゴミを放置して帰る

上記以外にも、状況によって失礼な態度と捉えられる行為があります。常識を持って行動することが大切です。

【NG】他校の悪口や批判

オープンキャンパスで他の学校の悪口を言うことは、明確なマナー違反であり絶対に避けるべき行為です。

オープンキャンパスへの参加目的は、みなさんさまざまですよね。他校と比較検討して志望校を決めたいという方は多いかもしれません。

ただ、他の大学のネガティブな点を話したり批判したりすることは、不適切であるだけでなく、他の参加者や学校スタッフに悪印象を与え自身の評価を下げる原因になります。

教育機関は互いに尊重し合うべき場であり、建設的で前向きなコミュニケーションを心がけることが求められます。オープンキャンパスは、それぞれの学校を知る良い機会であるため、礼儀正しく尊敬の念を持って参加することが大切です。

【NG】授業中の質問内容とタイミングにも注意

授業中や全体案内時の質問内容とタイミングにも注意しましょう。

オープンキャンパスは学校スタッフの方々とコミュニケーションする良き機会なので、気になることを思う存分聞きたいという気持ちは自然なことです。

とはいえ、全体での質疑応答中に何度も個人的な質問をしたり、学校スタッフが話している最中に割り込んで質問したりすると、説明の妨げになってしまい他の参加者にも迷惑をかけてしまいます。

質疑応答は適切なタイミングで行い、個人的な質問は個別相談会でするようにしましょう。

オープンキャンパスの個別相談会で好印象を残すための心得

オープンキャンパスでは個別相談会が設けられているパターンが多く、キャンパスライフで気になることや進路に関することなどを積極的に相談できるいい機会です。

個別相談会を上手に活用するには、次のことを意識してみてくださいね。

事前準備はマスト!質問リストの作成

個別相談会へ参加する際は、事前に細かく質問リストを作成しておくことをおすすめします。

以下に、質問例を紹介します。

  • 〇〇教授の授業では何が学べる?
  • 〇〇学部の魅力は?
  • 他の大学との違いは?
  • 〇〇を詳しく学ぶにはどの学部が適してる?
  • どの学部に入れば希望の業種に就職できる?
  • 総合型選抜(旧AO入試)で聞かれる内容は?
  • 大学独自の奨学金制度はある?
  • 留学サポートはある

気になることがあれば積極的に質問しましょう。

中には「こんなことを聞いたら受験に不利になるかな…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、失礼に当たらない限り遠慮なく質問して問題ありません。

ただ、スタッフ側も時間をつくって個別相談をするので、公式サイトやパンフレットを見れば分かることを聞くのはもったいないです。事前にサイトやパンフレットに目を通し、そのうえで不明な点を聞くようにしましょう。

通学のしやすさや周辺の治安など、学外に関する情報も積極的に質問!

個別相談会で聞けることは、学内活動だけではありません。

通学のしやすさやキャンパス周辺の治安などについても質問しておくといいでしょう。

特に、一人暮らしを予定している方は、住まいについても考えなければなりません。

一般入試で挑む場合は、合格発表から入学までの時間は非常にタイトスケジュールなので、物件選びに十分な時間をかけられないケースが大半です。

大学によっては住まいの相談ブースが別途設けられているケースもあるので、積極的に活用しましょう!

オープンキャンパスは進路を左右する重要なイベント!マナーを守って行動しよう

オープンキャンパスは、将来の進路を決定するうえで非常に重要なイベントです。学校の雰囲気や教育内容を深く理解できる絶好の機会なので、マナーを守って参加しましょう。

学校スタッフや他の参加者に失礼にあたらないよう礼儀正しく行動することで、自身の印象を良くし、有意義な時間に過ごせます。

これからオープンキャンパスへ参加する方は、ぜひ事前準備を徹底して大学との相性を探ってみてくださいね!

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ライター
ドーミーラボ編集部

「夢中になれる学生生活」を探求するウエブマガジンです。進学や進路のあり方、充実した学生生活をおくるために実践できる知恵やヒントを発信していきます。