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受験に合格したら先生にお礼はする?おすすめのお礼品や値段相場を解説

受験に合格したら先生にお礼はする?おすすめのお礼品や値段相場を解説
受験に晴れて合格し、「お世話になった先生にお礼をしたい!」と考える方もいるでしょう。

しかし、いざお礼をするとなれば「何を渡せば喜ばれるかな?」「渡すタイミングは?」「お礼の品の相場はどれくらい?」などと疑問が湧いてくるかもしれません。
また「そもそもお礼は必要なの?」と悩むのもごもっともです。

そこで本記事では、受験合格後にお礼をする場合のおすすめの品や値段の相場、お礼の必要性について詳しく解説します!

ぜひ最後までお読みください。

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受験合格後のお礼品は必須ではない

結論、受験合格後に先生へお礼品を渡すのは必須ではありません。

したがって、「周りの人がお礼をしているから、自分もしないといけない」と考える必要はないでしょう。お礼を渡さなかったからといって、悪印象を持たれることは決してありません。

それでもやはり「合格できたのは〇〇先生のおかげだから、最後にお礼を渡して感謝を伝えたい」と考える場合は、ぜひお礼をしましょう。

お礼をされて嬉しくない先生は居ないはずです。

お礼の品を渡すのは、あくまでも自発的に感謝の気持ちを伝えるための「+α」の要素と認識しておきましょう。

受験でお世話になった先生にお礼を渡すタイミング

では、お礼を渡すタイミングはいつがいいのでしょうか?

合格発表の後

合格発表の後は、結果の報告を兼ねてお世話になった気持ちを伝えるのに良いタイミングです。

ただし、大学によって合格発表時期は異なるので、他の受験生に迷惑が掛からないようにしてください。

他の受験生が合格の報告・お礼をしている姿を目にすると、まだ受験が終わってない人や結果待ちの人は、複雑な気持ちになることがあります。

すべての受験日程が終わっているタイミングでない場合は、周りへの配慮が必要であることを忘れないようにしましょう。

最終通塾日

最終通塾日も、お礼を渡すのに適したタイミングです。

予備校や塾に足を運ぶ最後の機会となるので、ラストチャンスとも言えるでしょう。

ただし、最終通塾日となる時期は、先生も業務で忙しくしている場合があります。授業や他の受験生の対応に追われていると、なかなか声を掛けるタイミングが掴めず、お礼を渡せないこともあるかもしれません。

そのため、特に親御さんも一緒にお礼に行くことを考えている場合は、事前に電話で伝えておくのがおすすめです。

受験合格後のお礼の相場

では、お礼の相場はどれくらいでしょうか。

決まりはありませんが、一般的には2,000円~3,000円程度が目安です。

あまり高級な品を渡されても先生側は恐縮してしまうので、高くても5,000円くらいまでの品にするのがおすすめです。

最終的には、ご自身の感謝の気持ちで決まるものなので、どの程度お世話になったかを考えてお礼の品の金額を決めましょう。

受験合格後に渡すおすすめのお礼品

受験合格後に渡すおすすめのお礼品をいくつかご紹介します。

菓子折り

菓子折りはお礼の品の定番です。

お礼の品を菓子折りにする場合は、常温で保管できてなるべく賞味期限が長いものを選ぶのがおすすめです。

また、個包装で配りやすいものにすれば業務の合間にシェアでき、気軽に食べてもらうことができます。

飲み物の詰め合わせ

飲み物の詰め合わせもお礼の品に適しています。

インスタントのお茶やコーヒーのセットは手軽に飲みやすいので、授業の合間など休憩時に重宝するでしょう。

「菓子折りにすると他の受験生のお礼品と被るかもしれない」「菓子折りはたくさん種類があるのでどれを選べばいいのかわからない」という場合は、飲み物にするのもおすすめです。

商品券やギフトカード

お礼の品と言えば、商品券やギフトカードを思い浮かべる方も多いでしょう。

商品券やギフトカードは、先生が自身で好みの品を購入できるのがメリットです。
「先生のお菓子や飲み物の好みがわからないが、お礼をしたい」という場合には、もってこいの品です。

しかし、予備校・塾によっては、商品券やギフトカードをお礼に受け取るのを断ることがあります。
そのため、商品券やギフトカードについてはお礼として受け取ってもらえるかを、事前に確認するのが無難です。

現金

現金もお礼の品の候補となります。

「好きなものに使ってください」「美味しいものでも食べてください」と言って現金を渡されて、嬉しくない先生はいないでしょう。

ですが、商品券やクオカードと同様、現金をお礼の品として受け取るのを禁止している予備校・塾もあります。そのため、お礼として現金を受け取ってもらえるかは、事前に確認するのがおすすめです。

もし塾のルールとして現金の受け取りを禁止してない場合でも、やはり現金は非常に受け取りづらいと感じる先生も多いはずです。

一方、個人経営塾の先生の場合は受け取ってもらえることもあるかもしれません。現金に関しては、ケースバイケースであることを覚えておきましょう。

受験合格後のお礼にのしやお礼状は必要?

ここで、「受験合格後のお礼にのしは要るの?」と疑問を抱く方もいるでしょう。

結論、のしは付けなくても問題ありません。

それでも、やはり「お世話になった先生に、丁寧にお礼をしたい」と考える方は付けておきましょう。

たくさんの受験生からお礼品をもらっている集団指導塾の場合は、のしを付ければ、誰からもらったものかが一目瞭然になるのはメリットです。

受験合格後のお礼品にのしを付ける場合は、下記のルールに従ってください。

  • 表書きは「御礼」「感謝」「謝礼」のいずれかにする
  • 名前は受験生の名字のみまたは受験生のフルネームにする
  • 水引は紅白の蝶結びにする

また、お礼品を渡す際は添え状もつけるとより丁寧な印象を与えることができます。

添え状の例文

  • 心ばかりの品ですが、皆様でお召し上がりください。
  • ほんのお礼の気持ちですので、どうぞお受け取りください。

受験合格後のお礼の渡し方

子どもにお礼品を持たせる

親の都合がつかない場合や子どもが自分で渡したいと言う場合は、本人のみからのお礼で十分です。

子どものみでお礼に行く場合も、お礼の品選びについては親子で考えても良いかもしれませんね。

親子で渡しに行く

親子で直接感謝を伝えに行けば、より丁寧な印象を与えることになります。

これまで自分の子どもが塾で頑張っていた姿について、直接話を聞くこともできるでしょう。

ただ、親子で行くことが必須ではないので、「可能であれば一緒に行く」というスタンスで問題ありません。

受験合格のお礼にはぜひ手紙も添えて

お礼の品を渡すときは、直筆の手紙を添えると先生からいっそう喜ばれます。

例えば、菓子折りは食べた後は手元には残りませんが、手紙はずっと宝物として持っておくことができます。

また、先生が非常に忙しくしている場合は、お礼を渡すタイミングで少ししか話ができないこともあるでしょう。しかし、手紙も添えておけば、ご自身が伝えたい感謝の気持ちを余すことなく伝えられます。

まとめ

受験合格後の先生へのお礼は必須ではありませんが、感謝の気持ちを伝えたい場合は適切なタイミングと品物を選んで、気持ちよく受け取ってもらいましょう。

先生にとって、指導してきた受験生から合格報告を聞く瞬間は、この上ない喜びになります。
さらに、お礼の品や手紙までもらって感謝を伝えられたら、いっそう嬉しい気持ちになることは言うまでもありません。

お礼の品を渡すことで、受験に合格できた感謝の気持ちを先生にしっかりと伝えられます。

また、お礼と一緒に手紙を渡せば、具体的なエピソードなども踏まえて感謝の意を表現できるので、ぜひ心を込めて手書きで書いてあげてください。

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ライター
ドーミーラボ編集部

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