ドーミーの寮長寮母ってどんな人？学生さんとともに歩む日々の思いを、ドーミー近大前の寮長と寮母に聞きました。

⏱この記事は約4分で読めます

――寮長・寮母になったきっかけは?

寮長　熊本の企業に勤めていました。ちょうど定年退職を控えたとき、大阪のドーミーで寮長をされている知人から「来てみないか」と誘ってくれたんです。せっかくならばと、新しい人生のステージとしてこの仕事にチャレンジしました。

寮母　私はもともと役所に勤めていましたが、何か社会経験を活かせると思って始めました。実は私たち、大学時代を大阪で過ごしていたので、大阪に出てくることは抵抗なかったですね。

――寮母の一日は?

寮母　朝4時から食堂に入って、朝食と夕食の支度をするのが仕事です。調理はパートの方と協力しながら、時間に追われる毎日です。寮生さんとは、食事の時間を利用してコミュニケーションをとるようにしています。

――寮長の一日は?

寮長　私は寮全体の管理を担っています。朝は寮母をサポートしつつ、学校にいく学生を見送ったり、寮内の管理や事務作業などをしています。夜は防犯カメラや巡回で寮内の様子をチェックするようにしています。誰々さんは１限の授業があるとか、朝が起きるのが苦手とか、夜バイトをしているとか、皆さんの1日の行動パターンを大体把握しているので、変化が無いかを見ている感覚です。いつもと違うな、という時には心配になりますが、基本は見守るまで。寮生さんには細かく口出しはしないようにしています。

――寮生の特徴は?

寮長　場所柄、近大生がほとんどですが、のびのびと自由に学生生活を楽しんでいそうな方が多いですね。もちろん、真面目な学生さんも多いです。日本全国から、そして海外からの留学生もいます。

寮母　学生さんですから、まだなんと言うか、無邪気な面もあったりするので、時には気を付けて見守っています。それぞれの個性を大切にしながら、寮生さんの成長を見守っていくのが私たちの仕事だと思っています。

――やりがいを感じる瞬間は?

寮母　以前勤めていた中高一貫校の生徒寮での話ですが、寮生活に馴染めない寮生さんがいたんですが、「寮母さんたちのおかげで東大に合格したよ」と電話で報告してくれたんです。その時はとても嬉しかったですね。見守ってきた甲斐があったと実感しました。

寮長　寮生さんが成長したなと感じた時に、達成感と喜びが湧きますね。寮生の成長に寄り添うのがこの仕事の醍醐味です。ただ、時には頑張りすぎていると、寮母に叱られることもありますが（笑）。

――日々心がけていることは?

寮長　寮生さん一人ひとりの生活リズムを把握し、見守ることを大切にしています。可能な限り寮生さんに寄り添いながら、適切な距離感を保つことを心がけています。

寮母　食事を通じて寮生さんとコミュニケーションを取ることを意識しています。食事の様子や食べる量なども見ながら、健康状態の変化にも気を配っています。寮生さんの思いに耳を傾け、成長を見守ることを目指しています。

――ドーミーや、学生寮を住まいに検討している方へ

寮長　私たちは「食事」と「見守り」を大切にしながら、寮生さんの成長を支えていきたいと思っています。ぜひご子息の成長を信じて、預けていただきたいと思います。

寮母　入学してから最初の1年間が、学生生活にとってとても大事な期間だと思います。ドーミーを、初めて親元を離れて暮らす「慣らし期間」として利用いただくと、自立への第一歩になると思います。ご本人の成長はもちろん、親子の信頼関係を築く良い機会にもなるはずです。

寮長と寮母の温かいまなざしが、寮生を成長へと導く――。そんな姿が聞き取れた貴重な対談でした。

（撮影・白浜哲／取材・西泰宏／文・静川泰平／編集・Totty／撮影場所・ドーミー近大前 ダイニングルーム）

今回取材をしたドーミー

ドーミー近大前（大阪府東大阪市）
2022年築。近大通りそば、近畿大学まで徒歩約3分。朝夕2食、栄養バランスのとれた食事と寮長夫妻の常駐管理のもと、セキュリティ対策も万全です。はじめから生活に必要な家具が備え付けなので、引っ越しもラクラク。キッチンコーナーやランドリー、ダイニングルームなど充実した共用設備が学生生活を豊かにしてくれます。寮内には、コミュニケーションを活性化するRA（レジデント・アシスタント）が生活しているので、スムーズに一人暮らしがスタートできます。

もっと詳しくは特設サイトをご覧ください：https://dormy-ac.com/page/dkm/