【女子大生の一人暮らしガイド】予備知識を身に着けて快適な生活を始めよう!
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大学進学を機に始める一人暮らしを、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、女子大生の一人暮らしとなれば不安を抱くのも当然のことです。本人だけでなく、親御さんが心配しているケースもあるでしょう。
そこで大切なのは、女子大生ならではの一人暮らしのポイントを押さえることです。
本記事では、快適な一人暮らしを始めるための女子大生向け予備知識を紹介しています。ぜひ最後までお読みください。
女子大生の一人暮らしにおすすめのエリア
女子大生が一人暮らしをする際は、まず物件のエリアにこだわりましょう。
以下の条件を満たす場所が、女子大生の一人暮らしにおすすめできるエリアです。
治安が良いエリア
女子大生の一人暮らしにおいて、「治安の良さ」は外せない条件です。
治安の良いエリア、悪いエリアを調べる際は、犯罪発生件数を指標とするのが良いでしょう。
地域ごとの犯罪発生件数の情報は、インターネットで入手できます。ただし、人口が多い街ほど必然的に犯罪発生件数は高まるので、あくまでも参考程度になります。
そこで大切なのは、実際に自分の目でエリアの雰囲気を確認することです。
可能であれば違法駐車・放置自転車の有無やゴミの散らかり具合、夜の様子などを見て回りましょう。昼間は人通りが多くて比較的安全な場所でも、夜になるとガラッと雰囲気が変わり治安が悪くなる場合もあります。
また、物件探しの際にお世話になる不動産スタッフに治安について尋ねるのも方法です。
物件探しでは家賃や設備などの要素も気になるでしょうが、女子大生は治安の良さも重視してください。
主要駅から徒歩10分圏内のエリア
次に、主要駅からは徒歩10分圏内のエリアがおすすめです。
駅前や駅から徒歩5分圏内のエリアは、便利なため家賃が高くなります。
しかし、夜遅くに帰宅することを考慮すると、主要駅から遠すぎるエリアも考えものです。
大学生は、サークルやアルバイトで帰りの時間が遅くなることがしばしばあります。また、就職活動や卒業論文執筆の時期になれば、さらに帰りが遅くなる日も出てくるでしょう。
もちろん目安の一つではありますが、女子大生は主要駅から徒歩10分圏内のエリアで物件を探してみてください。
通学時間が15分程度のエリア
通学時間は15分程度になるエリアがおすすめです。
一概には言えませんが、キャンパスから非常に近いエリアは家賃が高くなる傾向がみられます。
また、キャンパス付近の物件は友人の溜まり場になりやすい点にも注意してください。「大学から近い」という理由で友人が気軽に集まれる距離だと、ご自身は家でリラックスできずストレスになるかもしれません。
とは言え、毎日メイクや身支度をしてから通学することを想定すると、キャンパスから遠すぎるエリアもおすすめできません。なぜなら大学に行くことが億劫になったり、夜遅くに帰宅する際の安全性が低くなるからです。
そこで、通学時間が15分程度のエリアは、女子大生が一人暮らしをするうえで丁度良い環境となります。
女子大生の一人暮らしで重視すべき防犯設備・条件
先述した通り、女子大生の一人暮らしでは治安を重視すべきです。しかし、「治安の良いエリアに住めば安心」とは限りません。
物件の防犯設備や条件により安全性が確保されるかも、きちんと見ておきましょう。
女子大生の一人暮らしで重視すべき防犯設備・条件は、以下になります。
オートロック
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オートロックとは、物件内の共用玄関ドアが自動的にロックされる設備です。
物件に立ち入る際は、オートロックを解除しなければなりません。
物件の住人は、自分の鍵を用いて開錠します。しかし、住人以外の人は鍵を持たないため開錠できません。
このようにオートロックは不審者の侵入を防止でき、トラブルの予防につながります。
玄関ドアのダブルロック
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玄関ドアのダブルロックとは、鍵が2つ付いている玄関ドアのことです。
鍵が2つあれば侵入の手間もかかるため、不審者の立ち入りを防ぎやすくなります。
防犯カメラ
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防犯カメラが設置されていれば、犯罪防止につながります。
物件に立ち入ろうとした不審者も、防犯カメラの存在に気付けば、諦める可能性が高いでしょう。
もし、立ち入ったとしても防犯カメラの映像で動かぬ証拠を押さえておけます。
防犯カメラが物件周辺や物件内に設置されてるかも、よく確認しておきましょう。
TVモニター付きインターホン
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モニター付きインターホンは、来客の姿を画面に映し出せます。
相手の姿を確認してから開錠できるので、意思に反して訪問販売に対応する必要もなくなるでしょう。そして、もちろん不審者の侵入防止にもつながります。
さらに録画機能が付いていれば、不審者がインターホンを鳴らした場合の証拠にもなります。
防犯性の高いディンプルキー
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ディンプルキーとは、鍵の表面や側面に複数のくぼみが付いている鍵です。
鍵の表面や側面にあるくぼみと、鍵穴のピンが一致してはじめて開錠できます。
複製自体も非常に難しく、防犯性に優れているのが特徴です。
防犯ガラス・シャッター
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防犯ガラス・シャッターは、非常に強度が高い設備なので、不審者の侵入予防に役立ちます。
防犯ガラス・シャッターが備え付けられていることがわかれば、侵入を諦めるでしょう。
また、台風などの強風で物が飛んできた際も、防犯ガラスやシャッターに当たれば怪我や破損を防げます。
ホームセキュリティ
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セコムやALSOKなどのホームセキュリティにあらかじめ加入している物件は、365日24時間、不審者の侵入や火災などの異常事態を監視するシステムが付いています。
万が一、異常事態が起こった際は、ガードマンが駆け付けるので安心です。
ホームセキュリティが物件に付いていない場合は、個人でも契約可能です。
宅配ボックス
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現在はオンラインでの買い物をする人も増えており、宅配ボックスがあれば不在時でも確実に荷物を受け取れるので便利です。
女子学生の場合、見知らぬ人との不要な接触は避けたいところなので、普段から配達方法を宅配ボックスに指定しておくと安心です。
2階以上の部屋
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防犯設備が充実した物件でも、なるべく2階以上の部屋を選ぶのがおすすめです。
2階以上の部屋の場合、1階に比べて侵入することが非常に難しくなります。
ただし、2階以上の部屋でも、近くに足を掛けられる設備があれば侵入被害に遭うリスクがあります。足を掛けられる柵や自販機などが周辺にないかも、あわせて確認しておきましょう。
管理人常駐
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管理人が常駐している物件は、不審者の立ち入りを防ぎやすいです。
また、防犯面に優れているだけでなく、物件のことで何か問題があった際はすぐに相談できます。
ただし、管理人常駐の物件は少ないことにご留意ください。
女性専用マンション
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女性専用マンションは、住人が女性に限定される物件です。
女性のみが住んでいるとなれば、比較的安心して生活できるでしょう。
男性の立ち入りは、親族のみ可能とする場合、一切禁止する場合など物件により異なるので規約をよく確認しておきましょう。
女子学生の一人暮らしであると便利な設備
続いて、女子学生の一人暮らしであると便利な設備もご紹介します。
浴室乾燥機
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浴室乾燥機があれば、浴室で洗濯物を干せます。
ベランダで洗濯物を干すと、周りからも女性が住んでいる部屋であることがわかってしまいます。
防犯のためにも、なるべく浴室乾燥機を利用して洗濯物を乾かすのが良いでしょう。
また、浴室乾燥機を利用すれば風を送れるので、生乾きの臭いを抑えられるメリットがあります。
室内用物干し
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室内用物干しがあれば、洗濯物を手軽に部屋干しできます。
上述したように、ベランダに洗濯物を干すのは防犯上おすすめできません。
また、天気の悪い日や花粉が舞う日でも、気にせず洗濯物を干せるのがメリットです。
大きめのクローゼットや収納
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大きめのクローゼットや収納スペースがある物件は、女子大生にとって使い勝手が良いでしょう。
高校生時代とは異なり、大学は私服通学になるので必然的に服やバックが増えます。
そこで、部屋を綺麗に維持するためにも、収納スペースが広く確保されている物件がおすすめです。
独立洗面台
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独立洗面台とは、バスやトイレとは別の空間に独立して設置された洗面台を指します。
大きめのミラーや収納スペース、コンセントが付いているのも特徴です。
独立洗面台があればスキンケアやメイク、ヘアセットなどの身支度もしやすいので、女子大生に人気の設備です。
女子大生の一人暮らしに掛かる費用は?
女子大生の一人暮らしに掛かる費用は、どれくらいなのでしょうか。
防犯設備が充実した物件を選ぶとなれば、家賃が高くなり、費用面の心配が出てくるのも当然です。
なお、女子大学生はファッション代や美容代が掛かることも、忘れてはいけません。
女子大学生の一人暮らしの費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
初期費用や1か月あたりの費用相場などについて把握したい方はぜひ合わせてお読みください。
一人暮らしを検討中の女子学生は学生寮も視野に
女子学生には学生寮もおすすめです!
学生寮なら寮長・寮母さんがいる安心や友人や先輩などに囲まれた環境など、セキュリティを重視したい女子大生にとっては安心できるポイントが多いです!
また、家具や家電の購入費など一人暮らしを始める際の初期の出費がありませんし、食事込みで費用面・健康面でも安心です。
学生寮と聞くと、上下関係や門限が厳しい、古い建物、昭和のイメージという方も多いかと思いますが、最近では、様変わりする時代に併せて進化した学生寮も増えてきています。学生会館ドーミーでも、美容家具・家電やジムなどを備えた最新の学生寮がたくさんあります!女子学生専用の物件や、専用フロアを設けている物件も多数あります。
安心して一人暮らしができる「女子学生会館」について以下からぜひご覧ください!
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食事付き学生寮は高いというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本学生支援機構の調べによれば、学生寮住まいの方がアパート暮らしと比べて、なんと年間で20万円も安いという結果が出ています。
物件やエリアによってはトータルで支払う金額はあまり変わらない・・・というケースがあるのも事実ですが、トータルでかかるコストと生活の利便性を考えると、1日の差は小さくても、学生寮の方が同じような金額でもお得に暮らせるようです。
学生寮の費用については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
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まとめ
女子大生の一人暮らしには不安も付きまといますが、予備知識を身に着けておけば快適な生活をスタートできます。
女子大生が物件選びをする際は、治安の良いエリアで探すこと、防犯の設備を重視することが大切です。卒業時まで安心して生活できるように、物件選びにはこだわりましょう。
そして、一人暮らしを検討中の女子大生は学生寮を視野に入れるのもおすすめです。
ぜひ、本記事で紹介した予備知識を参考にして、充実した大学生活をおくってください。