日本最大規模の大学寮、立命館アジア太平洋大学 APハウス。多様性と活躍の機会にあふれた活気ある学生寮。#1 学生寮「APハウス」について詳しく解説!
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大学寮ライブラリー「Dorm」では、規模や設備、寮内教育や学生へのサポートが充実しているなど、特色のある大学寮を特集して取り上げています。
今回は、大分県別府市にある、立命館アジア太平洋大学の学生寮「APハウス」をご紹介します。
APハウスについては、3編に分けてご紹介します。
その1 学生寮「APハウス」について詳しく解説!
その2 教育プログラムとRA(レジデント・アシスタント)・大学のサポート体制をご紹介!
その3 RA(レジデント・アシスタント)の学生さんにお話を伺いました!
今回は、「APUと寮、設備の概要」を写真とともにレポートします!
そもそも立命館アジア太平洋大学とは?
立命館アジア太平洋大学(以下、APU)は、京都の立命館大学と同じ学校法人立命館が2000年に大分県別府市に開学した大学です。2022年5月1日現在、5643名の学生が在籍しています。
APUは「自由・平和・ヒューマニティ」 「国際相互理解」 「アジア太平洋の未来創造」を基本理念に掲げ、世界市民の育成を目的として設立され、これまでに世界の150を超える国・地域から学生が集まっており、国や文化、宗教、政治、価値観などの違いを乗り越え、共に暮らしながら学んでいます。また、教職員のおよそ半数が外国籍であることも大きな特徴です。
キャンパスは大分県別府市の市街地から約8km、別府湾を見下ろす標高約300mの地点にあり、豊かな自然環境の中でキャンパスライフを送ることができます。
日本最大規模!立命館アジア太平洋大学(APU)の学寮
APUの学寮は「APハウス」と呼ばれています。APハウスは1から4まであり、現在新棟も建設中です。
APハウス1・2はキャンパスの中にあり、講義棟などがあるエリアと橋で結ばれています。まるで大型リゾートホテルのような佇まいのAPハウス1・2は、個室932室とシェアルーム378室の合計1310室と、日本最大規模の学生寮です。
APUでは、留学生のことを「国際生」と呼んでいます。日本の生活習慣やルールを学ぶため、国際生は1年目をAPハウス1・2で過ごします。そのため、APハウス1・2では国際生の割合が多いのも特徴です。また、APハウス1・2の在寮期間は入学後の1年間。2年目以降は別府市街地にある「APハウス 3・4」や大学指定マンションなどに住み替えます。
2タイプの居室
APハウス1・2の居室は、シングルタイプ(個室)とシェアルームタイプの2タイプです。
シェアルームタイプといっても、個人スペース間にドアが設置されており、プライバシーも維持することができるタイプです。各居室にはベッドや冷蔵庫、洗面、トイレが備えられており、インターネット環境も整っています。
※洗面・トイレはシングルタイプのみ
居室(シングルタイプ)
居室(シェアタイプ)
広々とした共用スペースがたくさん
APハウスには、さまざまな共用設備があります。共同キッチンや個室シャワー、ランドリー室などの便利な生活設備に加え、PCルームや広々としたラウンジなどがあり、自由に使うことができます。特に印象的だったのは、エントランスの玄関ホールの広さです。
共用キッチン
ランドリーコーナー
共同浴場
ラウンジ(畳スペース)
エントランス・玄関ホール(APハウス2)
APハウスでの生活サポート
APハウス1・2では、総勢60-70名のレジデント・アシスタント(RA)と呼ばれる学生が居住し、寮生の生活サポートや交流促進のため、日々活動しています。
*RAについては、その3で詳しくご紹介します。
また、寮生活サポートとRA活動支援のために、寮内に大学のオフィス(スチューデント・オフィス)も設置されており、大学職員とRA、そして寮生どうしの距離がとても近いのが特徴です。
APハウスでは、2021年度春のセメスターから、APハウス寮生を対象としたさらなる学びの機会として「グローバル・シティズンシッププログラム」の提供が開始されました。APUと寮生活で得られる学びを最大限に活かし、得た知見を他者(他寮生)に還元していこう、という取り組みです。
*グローバルシティズンシッププログラムについては、その2で詳しくご紹介します。
新棟「APハウス5(仮称)」について
APハウスは、キャンパスに隣接した1・2の他、別府市内にも寮(APハウス3・4)がありますが、2023年春、新学部「サステイナビリティ観光学部」の開設に合わせ、APハウス1・2と同じキャンパス隣接地に新棟の建設が進行中です。
新棟イメージ(イメージ映像より)
新棟では、フロアごとのコミュニケーションが中心のAPハウス1・2から進化し、上下のフロアをまたいだコミュニケーションを促すことをコンセプトに、現在着々と計画が進行中です。ますます進化するAPハウスから目が離せません!
新棟についての情報は、APUのWebサイト、またAPUの公式YouTubeチャンネルをチェックしてみてください。
2023年春完成予定のAPハウス イメージ映像
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その2 教育プログラムとRA(レジデント・アシスタント)・大学のサポート体制をご紹介!
その3 RA(レジデント・アシスタント)の学生さんにお話を伺いました!
APハウスの詳細・費用・募集に関する情報について
立命館アジア太平洋大学(APU) のWebサイト内「学生生活 > APハウス(学生寮)」のページで、APハウスの概要・費用情報を確認することができます。
https://www.apu.ac.jp/home/life/content1/
受験生向けサイトにも、APハウスについて詳しく掲載されていますので参照してみてください。
https://www.apumate.net/(日本人受験生向けサイト)
http://admissions.apu.ac.jp/student_life/housing/(国際学生向け入試情報サイト)
この記事では立命館アジア太平洋大学の学生寮「APハウス」についてご紹介しました。
今後も大学寮ライブラリー「Dorm」では、特色ある大学寮を続々と取り上げていきますので、次回の特集もどうぞお楽しみに。
※本記事の内容は2022年6月取材時点です
転載元:日本最大級の学生寮・大学専用寮ライブラリー「dorm」
※この記事は、「dorm」の許可を得て転載したものです。
- ライター
- 大学寮ライブラリーDorm編集部
日本全国の大学(短期大学・専門職大学等含む)の専用寮である学寮・寄宿舎を見つけられるライブラリーです。それぞれの大学や地域の特徴や思想が色濃く反映される大学寮の魅力を、より多くの方に知っていただくこと、また「大学寮」の文化発展と普及を目的としています。本サイトのコンセプトは、「見つかる!出会える!大学寮ライブラリー」。書庫のように探しやすく、また図書館のように出会えるきっかけとなるサイトを目指しています。大学名や地域だけでなく、多種多様な特徴などの様々な切り口を発掘・提案して行きます。
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