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【東京都市大学】RA(レジデント・アシスタント)の学生さんと留学生さんにインタビュー!東京都市大学国際学生寮での生活と魅力について伺いました!

【東京都市大学】RA(レジデント・アシスタント)の学生さんと留学生さんにインタビュー!東京都市大学国際学生寮での生活と魅力について伺いました!
今回潜入したのは「東京都市大学国際学生寮」。東京都市大学の専用学生寮として2019年4月に開設されました。世界で活躍できる実践力を有する人材の育成を目的として、留学生だけでなく日本人学生も入寮できる50名定員の寮です。世田谷キャンパスまで徒歩3分という好立地にあり、ユニット形式の寮室で共用リビング・ダイニングのほかに、コミュニケーションラウンジや和室なども充実しているのが特徴です。今回は、寮生であり、寮生の生活をサポートや寮内コミュニティの活性化に努めるRA※3名と留学生を交えてお話を伺いました。

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※RA(レジデント・アシスタント)とは、東京都市大学国際学生寮で寮生の生活をサポートし、寮内コミュニティの活性化に努める学生リーダーのことです。

お話を伺った寮生のみなさん

左手前から、東京都市大学理工学部電子通信工学科1年 Dさん(RA/佐賀県出身) 、理工学部電気通信工学科2年 Iさん(RA/静岡県出身)。右手前から建築都市デザイン学部建築学科1年 Kさん(RA/石川県出身)、総合理工学研究科 電気・化学専攻 博士課程1年Mさん(フィリピン出身)。

Q.東京都市大学に進学するきっかけは?

Iさん: 僕は工業高校出身で、ロボット電子工学を勉強してきました。そこで4工大(芝浦工業大学、東京都市大学、東京電機大学、工学院大学)のなかでも、東京都市大学は設備やカリキュラムが新しくなっていて、今後を見据えている大学だと思ったんです。

Dさん: 実は第一志望は別だったのですが、このキャンパスがきれいで、雰囲気が良くて、最終的に決めました。

東京都市大学世田谷キャンパス(写真:東京都市大学webサイトより)

Kさん: 私もキャンパスは決め手でした。東京都市大学の建築学科は有名で、学ぶならここがいいな!と考えていました。

Mさん: 毎年3名の留学生を東京都市大学が受け入れてくれる「五島育英会東急グループ奨学金奨学生」として推薦されたことがきっかけで来日しました。

Q.国際学生寮を選んだ理由は?

Iさん: 僕は家賃の安さと新しさで選びました。この広さだと世田谷区なので、周辺の家賃は7〜8万円くらいかかってしまいます。ですがこの寮であれば、月額6万円弱と破格です。しかも築5年で新しいので不安もありませんでした。寮生活にはサッカー部の合宿経験が多くあったので抵抗感もありませんでしたね。

東京都市大学国際学生寮のエントランス

Dさん: 同じ高校から東京都市大学に進学したのは私だけだったので、人間関係が築けるかについて一番心配していました。でも寮だったら同級生や先輩との関係もできるかなと思って。それで寮を選びました。

各個室は共用スペース「コミュニケーションラウンジ」で繋がれている

Kさん: 一人暮らしするなら大学に近いところと決めていました。寮内は清潔感があり印象がよかったので、ここに決めました。

Q.実際に暮らしてみてどうですか?

Iさん: 寮生活って、実は普通のアパートや一人暮らしと大差ないんですよ。でも、いろいろとサポートがあるのが大きな違いですね。ランドリーも部屋を出てすぐにあるから、洗濯がすごく楽です。それに、普通のアパートだと、分別収集の曜日を確認して朝、自分でゴミ出ししなければいけないけど、ここでは寮内ダスト室に自分のタイミングでゴミを持っていき、分別するだけ。こういう些細なことをサポートしてもらえるから、一人暮らしのスタートにはもってこいだと思います。

共用キッチンが各フロアに完備されている

Kさん: Wi-Fiがすぐに使えるので、寮に着いた瞬間から本当に便利でした。あと家具・家電・調理器具などが全部揃っているので、一から準備する必要がなくて楽でしたね。新しい場所に来る時、最初から全てを揃えるのは大変なんですが、ここの寮は着いたらすぐに生活を始められるようになっています。そういうところが、特に便利だと感じましたね。

各個室は家具家電備え付け、バストイレ付きタイプ

Mさん: 私のように海外から来た学生にとって、ここの寮は本当に住みやすいですよ。最初はどうやって日本で暮らしていけばいいか分からなかったけど、寮は清潔で、便利で、必要な家具も整っています。他の学生とも交流できるし、Wi-Fiがあるからインターネットを使って世界中の友達と繋がることもできます。学校で知り合った人が「あなたも寮に住んでるの?私の友達もいるよ」と話が広がるのもいいですね。館内の内装やソファーなんかもおしゃれで良いですね。

多摩川も近く自然も身近に感じられる

Iさん: この寮の立地は本当に便利です。渋谷や横浜など、どこへ行くにもアクセスが良くて、よく出かけます。自由が丘もすぐ近くなので、移動が楽でいいですね。

Mさん: 私も寮からのアクセスの良さを活かして、よく出かけますよ。渋谷や銀座、二子玉川など、東京のいろいろなところへ簡単に行けるのがいいですね。

Q.RAになったきっかけは?

Kさん: RAとしてのサポート活動に興味があったからです。せっかくの機会だと思い、RAになることを決めました。

Iさん: きっかけは、寮費が減額されるということからでした。これは僕自身にも家族にとっても大きなメリットだと思っています。でも、それ以上に、RAの経験は将来のキャリアにも役立つと考えていて、学生時代に特に力を入れたいこととして立候補しました。

Dさん: 新しい人間関係を築くためにRAになりました。寮には様々な学年や学部の学生がいるし、留学生との交流もあるので、人脈作りには最適な環境だと思ったんです。それに、留学生との交流が始まるきっかけにもなると思いました。

RAが中心となって、イベントを企画・運営している

Q.寮で好きな場所や推しポイントはありますか?

Mさん: 全部です!(笑) 勉強に集中したい時もあれば、運動したい時もあるんです。そんな時、共用スペースは本当にいい場所です。あと部屋もとても気に入っています。

卓球台なども用意されている

Iさん:  特に好きなのはスクリーンルームですね。友達と一緒に見たい番組があれば、そこで大画面のテレビで楽しんでいます。「寮生活を楽しんでる」感じがします。例えば、昨年のワールドカップもみんなで見ましたよ。

Kさん: 映画鑑賞会もよくやりますよね。

Iさん: そうだね、『ホームアローン』をクリスマスに上映したこともあったね。イベントにも使えるし、留学生も活用してくれているから、本当にいいスペースだと思います。

Q.これから東京都市大学生になる方に一言!

Dさん: 寮から大学が近いので、実家から通うよりも時間を有効に使えますよ。朝は長く寝られますし、時間を有効活用するのにいい場所です。

Iさん: 例えば入学して間もなくの履修登録が難しいかと思います。でも寮なら先輩たちが近くにいますから、何か不安があればすぐに聞いてほしいです。ここはみんな優しいので心配しないで大丈夫ですよ。

Mさん: 日本に来る前に、日本は素晴らしいと聞いていましたが、実際に来てみると本当にそう思いました。寮内には英語が話せる学生も多く、英語と日本語を混ぜて話せるので私も安心しています。ここは日本語を練習するのにとっておきの場所です。

Kさん: 寮内で一緒に勉強や課題をするのは、大学とはまた違った良さがあります。気楽に仲良くなれるので、寮生活はとても落ち着いて過ごせると思いますよ。そして何よりも日本にいながら留学生と交流できる機会は他にはないと思います。この寮でぜひ様々な経験をしてほしいです。RAとして、交流の場となるようなイベントも企画していますので、ぜひ参加してみてください。

ーー 貴重なお話、ありがとうございました。東京都市大に進学する方、寮生活を検討している方にとても参考になるお話ばかりでした。

東京都市大学とは

東京都市大学は、1929年創立、1949年に設置された日本の私立大学で、東京都世田谷区玉堤の世田谷キャンパスに本部を置いています。略称は「都市大」。8つの学部を持つ総合大学で、理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部、環境学部、メディア情報学部、デザイン・データ科学部、都市生活学部、人間科学部があり、幅広い分野をカバーしています。産学官連携に重点を置き、多くの企業や研究機関と連携しており、国際交流にも力を入れています。教育機関として初めて国際環境規格 ISO14001 の認証を受けた通称”エコ・キャンパス”、横浜キャンパスもあります。

「東京都市大学」公式サイト:https://www.tcu.ac.jp/

東京都市大学 国際学生寮とは

2019年4月に東京都市大学の世田谷キャンパス近くに開設された東京都市大学生専用の国際学生寮です。留学生と日本人学生の国際交流を促進する目的で設けられ、東京都市大学の国際化戦略の一環として重要な役割を果たしています。鉄筋コンクリート造の地上4階建てで、定員は50名、50室の寮室(個室)に加え、1Fに共用リビング、ダイニング、和室などがあり、寮室のあるフロアには各階にコミュニケーションラウンジ、キッチンなどの共用スペースが設けられています。この寮は、寮長寮母の常駐管理体制で、学生会館ドーミーを展開する株式会社共立メンテナンスが運営管理を行っています。

「東京都市大学国際学生寮」公式サイト:https://dormy-ac.com/page/t-toshi/kokusai.html

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転載元:日本最大級の学生寮・大学専用寮ライブラリー「dorm」
※この記事は、「dorm」の許可を得て転載したものです。

ライター
大学寮ライブラリーDorm編集部

日本全国の大学(短期大学・専門職大学等含む)の専用寮である学寮・寄宿舎を見つけられるライブラリーです。それぞれの大学や地域の特徴や思想が色濃く反映される大学寮の魅力を、より多くの方に知っていただくこと、また「大学寮」の文化発展と普及を目的としています。本サイトのコンセプトは、「見つかる!出会える!大学寮ライブラリー」。書庫のように探しやすく、また図書館のように出会えるきっかけとなるサイトを目指しています。大学名や地域だけでなく、多種多様な特徴などの様々な切り口を発掘・提案して行きます。