【妥協しない受験生活】仲間がいるから、勉強に没頭できた。
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|最先端の研究に触れることができる毎日
いま、京都でひとり暮らしを始めて、半年を過ぎたところです。念願の京都大学に入学して、いまはまだ教養課程なのですが、専門課程の実験を見学させていただいたり、ポケットゼミという専門性が高い少人数クラスの講義を聞いたり、最先端の研究に触れることができて、本当に毎日楽しいです。核エネルギー工学に興味があって調べていたら、機械工学にも興味が湧いたり、大学のコース紹介を聞いてプラズマが面白そうだと思ったり、迷っているわけではないのですが、興味深いことがたくさんあります。
|父に「京都大学は独特だ」と教えられた
京都大学への進学を意識し始めたのは、高校3年生の時です。おそらく、父の影響が少なからずあったと思います。中学生の頃、よく父に聞かされていたんです。「京都大学はちょっと独特な雰囲気があって面白い」って。確かに東大とは違って、一風変わった研究をしていたり、ノーベル賞受賞者も多かったり。そんなこともあって、京都大学に行きたいなと思うようになったのです。ところが、現役の時にはすべり止めのはずだった私立大学にすら受からず、浪人することになりました。
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|絶対にひとり暮らしはイヤだった
東京の予備校へ行くことは、すぐに決めました。実家から通える予備校がほとんどなかったからです。ではなぜドーミーにしたか。それは両親の強い勧めです。ひとり暮らしは絶対にダメだと言われました。僕自身、ひとり暮らしは嫌でした。親元を離れることには特に不安はなかったので、宅浪はせず、このドーミーに入ることになりました。
|ひとりじゃない、がいい
いざドーミーに入って実感したのは、ひとりじゃないことが、どれだけよいかということです。入居したての頃は、みんな距離感がわからず、自分の故郷の話などをして、お互いに手探りでした。でも、ここは男子専用です。僕は男子高出身だったこともあってか、ノリが高校時代と全く同じ。それに気づいた時には友だちができましたね。
|「友だち」→「仲間」
しかも、1年間、毎日一緒に暮らしていると、ドーミーの友だちが「仲間」に思えるようになるのです。お互いに勉強の仕方を教え合ったり、模試がうまくいかなかった時には励まし合ったり。宅浪にもよいところはあるかもしれませんが、こうした仲間に出会えるチャンスはきっと少ないでしょう。実際、なんだかつらそうでしたね。宅浪している友人もいましたが・・・。やっぱり家族以外の人と触れ合わないで1年間勉強し続けるというのは、僕にはちょっと厳しかったと思います。
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|人生最大の不安から救ってくたもの
あれは試験直前の時でした。食事も喉を通らないほど大きな不安に駆られました。人生で初めてナーバスになりました。僕はただ一心不乱に勉強しました。というか、それしか不安を抑える方法を思いつかなかったんです。でもいま思うと、それが出来たのは、勉強以外のことを考えなくてもいい環境にいたからだと思います。ほんと感謝しています。ドーミーの仲間によく助けられました。親代わりとして接してくれたマネージャーさんや寮母さんは、親身になって話を聞いてくれました。宅浪しなくてよかった、ひとり暮らしじゃなくて、本当によかったです。
しかも、いまはドーミーではなく、本当のひとり暮らしなのですが、1年間、ドーミーでの生活を経験したことが役に立っています。高校時代までは掃除も洗濯も一切経験が無かったのですが、ドーミーでの生活で少しでもそれらを経験できたのは、よかったです。いいトレーニングになっていたと思います。「あぁ、ひとりなんだな」としんみりする夜もあるのですが、それ以上に、いまは大学に行くのが楽しいですね。
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- ライター
- 『BASE』編集部
"HAVE A BASE"をテーマに、学生寮・学生会館を運営する共立メンテナンスの特任チームが編集・発行する不定期フリーマガジンです。大学や専門学校への進学、留学、就職や起業など、これまでに経験したことのない世界に飛び込もうとする方に役立つヒントを詰め込んでいます。