大学生のアルバイト探しで注意すべきポイントやおすすめの方法-【特集】大学生と専門学生のアルバイト成功術

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大学生がアルバイトを探す際に注意すべきポイントやおすすめの方法はありますか？

まず注意することは「人間関係」です。アルバイト先で良好な人間関係を築けるところがベストでしょう。学生生活との両立にお店側の理解があるかは大事です。友達の紹介であればいいですが、自分で探すとわからないでしょうし、融通が効く仕事かどうかというのも聞きづらいでしょう。

また、情報は鵜呑みにしないことが大切です。面談していいなと思っても、実際にお客さんとして足を運んでみたり、周辺の交通量を時間帯ごとにチェックしてみたり、特に女子学生はバイト帰りの時間に行ってみて安全面も確認した方がいいです。決める前に、十分な情報収集をしておくべきです。

辞め癖がつくと、次のバイトにも影響が出ます。やってみたら体力的にきつかった、こんなに人がお客さんが多いと思わなかった、といったことは、事前に調べればわかることです。調査を疎かにしないこと。条件面ばかり気にしてアルバイト先を探すかたも多いですが、自分ができる仕事か、自分に合っているか、応募するなら調査を疎かにせず徹底的に調べておくべきでしょう。

お勧めは、比較検討することです。１つだけ受けるよりも、いくつかみて、店長がいいな、制服がいいなとか、雰囲気がいいな、など色々な要素を見比べてみましょう。

友達に言われたから、親に言われたから、と誰かのせいにするのではなく、自分で決めることが大事です。就職活動の時にも、自分で決めた経験がないというのは影響が出ます。とりあえず大手だったから、親に安心と言われたから、といった理由で決めようとしてしまう。親も「上場企業なら大丈夫だろう」と言ってしまい、情報を鵜呑みにしてしまうようになる。

情報を鵜呑みにしてしまうのは機会損失です。

やるのは自分。”決める癖”がついていない学生が多いのではないでしょうか。昨今は、昔のヤンキーのように「人に迷惑かけてもやるんだ！」と言って自分の責任で切り開いていく、そういう人が少なく、周りの影響を受けやすい方多い印象があります。

Rookyでも「あくまでも自分で決めるんだ」ということを常々アドバイスしています。自発的な学生を増やしたい、その要望に応える、サポートできるようなエージェントになっていきたいという思いで日々学生さんと接しています。メリットもデメリットもしっかり伝えたうえで、本人が決められるように。そのうえでアルバイトで人生のシミュレーション、社会的な体験をしてもらいたいと考えています。

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本記事は、学生会館ドーミーとRookyが提供する連載企画の一環です。中川社長に聞く「大学生と専門学生のアルバイト成功術」を通じて、学生の皆さんが自分に合ったアルバイトを見つけ、充実した学生生活を送るための情報を提供しています。ぜひ、これからの学生生活をより豊かにするヒントを見つけてください。＞アルバイトに関するその他の記事はこちらから！

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中川高一（なかがわ・ たかひと）
ルーキーワークス株式会社　代表取締役
1981年、東京都生まれ。求人情報サービス企業で営業職を務め、多くの功績を上げ、入社後1年9ヶ月のスピードで課長に就任。
新規プロジェクトの責任者を務めた後、2013年に独立。「今後の将来を担う多くの若者（Rooky）が、やりがいを持てる仕事（Works）を見つけ、やりがいを持って取り組む事ができる社会を実現したい」との想いで、現在のルーキーワークス（株）を設立。
同社では主に大学生・専門学校生を対象に、アルバイト就業やインターンシップ支援、起業セミナーの運営など、就職活動を支援する事業を独自に展開している。
https://www.rookyworks.jp/