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日本最大規模の大学寮、立命館アジア太平洋大学 APハウス。多様性と活躍の機会にあふれた活気ある学生寮。#3 RA(レジデント・アシスタント)の学生さんにお話を伺いました!

日本最大規模の大学寮、立命館アジア太平洋大学 APハウス。多様性と活躍の機会にあふれた活気ある学生寮。#3 RA(レジデント・アシスタント)の学生さんにお話を伺いました!

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(写真:左から、APハウスRAのナイキさん、ヴィーさん、エマさん)

大学寮ライブラリー「Dorm」では、規模や設備、寮内教育や学生へのサポートが充実しているなど、特色のある大学寮を特集して取り上げています。今回は、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学の学生寮「APハウス」をご紹介します。

APハウスについては、3編に分けてご紹介します。

その1 学生寮「APハウス」について詳しく解説!
その2 教育プログラムとRA(レジデント・アシスタント)・大学のサポート体制をご紹介!
その3 RA(レジデント・アシスタント)の学生さんにお話を伺いました!

今回は、「RA学生さんインタビュー」。APハウスで活躍されているRA学生の3名に、進学の理由から寮生活、RAについてまでお話を伺いました。

【インタビューにご協力頂いたRA(左から)】

ナイキさん(神奈川県出身 2021年4月入学)
ヴィーさん(スリランカ出身 2020年9月入学)
エマさん(東京都出身 2021年4月入学)

はじめに、APUに進学した理由を教えてください。

通っていた塾のパンフレットの中に、APUのことが載っていたことがきっかけです。母が外資系企業で働いていた影響もあって、国際系の大学・学部に興味があったのと、高校時代に留学経験もあったので、国際系の大学に進みたいと考えていました。

英語は得意ではなかったのですが、国際的なコトやモノに興味がありました。高校でも寮生活をしていて、留学生との交流が楽しかったので、生活しながら交流ができる環境に行きたいと思っていたのと、APUでは英語力を伸ばしてくれるカリキュラムがあることを知り、進学しようと思いました。

先生の一人がAPUの卒業生で、APUを薦めてくれました。中学生から日本語を勉強していて、大学でも日本語力を伸ばしたいと思っていたんです。それに日本語以外の言語も学べ、さらに国際関係のことを学べる大学ということが決め手になり、APUを選びました。

APハウスに住んでみてどうですか?最初の印象は?

私は一般入試で合格したのですが、入寮してみると、一般入試の寮生はあまり多くないことを知りました。合格が早い分、AO入試組の学生が一足早く親睦を深めているようだったので、最初は少し戸惑いました。でも、寮の方で配慮してくださり、一般入試組で同じフロアを固めてくれたので、すぐに友人もでき、馴染むことができました!

私は指定校推薦入試で入学しました。早いタイミングからSNSで入学予定者どうしで事前に情報交換をしつつ、親睦を深めていました。
寮でよかったことは、最初に履修登録などの相談ができる環境があるところですね。RAの皆さんが献身的にサポートしてくれたので、とても安心できました。

当初は9月入学の予定だったんですが、コロナの影響で日本に入国できたのが12月。フロアの国際生はRAと私だけでした。でも、RAの方とすぐに仲良くなれましたね。そのRAさんを通じて、たくさん日本人学生とも繋がれました。ナイキとエマの学年が入ってきてくれたら、もっと賑やかになりました!

どうしてRAになったんですか?

RAさん達と仲良くなって、彼らと接していることが楽しいなと思っていました。
私もRAになったら、色々なサポートできることがあるだろうと思い、やってみようと思いました。

国際生の友達を作りたいと思ったからです。サークルに所属して、という選択肢もありましたが、既に寮に住んでいたので、RAになることで、言語力のブラッシュアップもしながら、国際生と仲良くなれるかなと思いました。また、RAは、全ての寮生を均等にサポートすることも求められるので、仲の良い人だけでなく、様々タイプの人と接点が持てることも魅力でした。

何かひとつ、コミュニティに入りたいと思っていました。その中で、深く交流ができるような国際生も含めた友人が欲しいと思っていたことが理由です。
コロナ禍だったので、国際生が周りに最初はいなかったんです。でも、RAさんを通じて国際生に接する機会をもらえたんです。その体験がとても嬉しくて。それでRAに憧れて、自分もやってみたいと思うようになりました。

RA活動において、日々心掛けていることは?

日々のコミュニケーションを大切にしています。ちょっとした変化にもすぐ気づけるように、彼らの新生活をサポートする立場なので気を配っています。
特に国際生は寮を出てから、日本の街(別府市内など)で生活をすることになります。だから寮にいる間に、不自由なく生活をスタートできるように、習慣やルールなどの面でサポートしてあげる必要があります。寮では楽しく過ごしてもらいつつ、生活スキルを引き上げる。メリハリは大事ですね。

キッチンデューティー(掃除タイム)の30分前に来て、そこにいる寮生さんとおしゃべりをしながら、日常的な様子を観察しています。困っていることがありますか?とか聞いてみたりすることもあります。宿題のことをサポートしてくださいと言われることが多いですね。時には注意をしたりすることもありますが。
そんなキッチンデューティーの時間は、寮生さん一人ひとりの個別フォローができる貴重なタイミングなんです。食事の時しか外に出てこない、シャイな寮生もいるので。

ちなみに、寮生さんがきれいに使ってくれるかで、掃除の時間も変わってきますよね。寮生さんと話をして長引いてしまう時もありますが(笑)。寮生さんに集団生活の心得やルールを伝えるいい機会でもあります。

RAのやりがい、嬉しいと感じることは?

国際生がたくさんいる状態が「すごい!」と感動しています。最初の1年間は、コロナ禍で入国制限があり、国際生が少ない状態で過ごしてきました。制限が緩和された今は、以前より断然賑やかですし、国際生がいると毎日に色々な変化が生まれます。もちろんトラブルもありますが、楽しいこともたくさん。
普通に生活してるだけで、毎日が異文化交流という感じです。

退寮する時に「今までありがとう」とか「色々お世話になった」というコメントとともに労ってもらえると嬉しいですね。
普段はちょっと反抗的な人もいますが、最後に「ありがとう」と言ってくれることも多いんです。あと、入国制限で2年間も待って、ようやく来れた国際生の姿を見ていると嬉しいです。そんな彼らをサポートできることに大きなやりがいを感じます。

男性フロアの日本人の寮生さんと、うまくコミュニケーションできなかった部分もありました。でも退寮した後、向こうから声をかけてくれたんです。覚えてくれていいたことが、とても嬉しかったです。

RAになって成長したと実感したことは?

色々な人と対等にコミュニケーションとれるようになったことです。フロアを担当すると、本当に色々な人がいます。今まで接してこなかったような人と接する必要もあります。もちろん国際生とも。だから色々なタイプの人に慣れていく必要があるし、成長を実感できます。

言語の運用能力が各段に向上しました!
国際生を巻き込んだイベントをしたり、国際生のRAに教えたりする経験のおかげだと思います。APUに来たら英語で一通り話ができるようになったので、自分にとても自信がつきました。
また、APUのRAは責任感が強くて活動範囲も広い。RA同士の連携も重要です。そのため議論する力や解決する力とかも向上したように思います。相手の状況を理解したり、柔軟に解決することも、ぐっと伸びた印象があります。

言語能力が伸びましたね。日本語と英語、母国語の通訳ができるようになりました。また、エマさんと同じく、コミュニケーション能力が伸びたと思います。昔はシャイだったんですが、今は自分から積極的に話しかけることができるようになりました!

休日はどのように過ごされていますか?アルバイトは?

アルバイトか、授業の課題をやっているか、友達と遊びに行くかのどれかですね。
別府はやはり温泉の街なので、温泉施設やホテルなどでアルバイトをしている学生も多いですよ。

国際生だと、APUの学内バイトで働いている人も多いですね。図書館やカフェテリア、Teaching Assistant(授業のサポート)もあります。

ひたすら温泉を楽しむか、外にご飯を食べに行く、これですね(笑)

APUのある別府の魅力を教えてください。

別府なら、どこの温泉に行っても間違いないと思います。私も遊びに行った後、温泉に寄って帰ることも多いです。

別府では、色々な国の料理が食べられます。その国の人がやっている飲食店が色々あって、APUの卒業生がやっているお店もたくさんあるんですよ!
その国の友達と食事に行って、文化を楽しむのも醍醐味ですね。
あとは、静かな環境なので、勉強に集中できます

APUに進学を検討している学生さんへ、メッセージをください!

ここに来ると、自立できるようになります。自分の成長を自分で感じられます。
私はそれまで、洗濯機の回し方も知らなかったので(笑)。
いつの間にか、どこに行っても過ごせる適応能力のようなものが身に付いた気がします。「あえて飛び込んでみる」のもいいと思います。APUはやったもの勝ち、様々なことに挑戦できる。そんな環境だと思います。

僕も、「あえて飛び込んでみる勇気」、まさにそうだ!と思いました。
僕にとっては、苦手だった英語を克服する、ということもその一つでした。
とても刺激的な毎日が待っていますよ。

コネクションを作るのにぴったりな場所です。色々なことを挑戦する人が多く、おもしろい人が多いと思います。今まで出会わなかったような人ばかりです。
それにAPU生は、誰とでも話をしてくれるので出会いが多いです。
きっと一歩踏み出す価値があると思います。

その1 学生寮「APハウス」について詳しく解説!
その2 教育プログラムとRA(レジデント・アシスタント)・大学のサポート体制をご紹介!
その3 RA(レジデント・アシスタント)の学生さんにお話を伺いました!

APハウスの詳細・費用・募集に関する情報について

立命館アジア太平洋大学(APU) のWebサイト内「学生生活 > APハウス(学生寮)」のページで、APハウスの概要・費用情報を確認することができます。 
https://www.apu.ac.jp/home/life/content1/

受験生向けサイトにも、APハウスについて詳しく掲載されていますので参照してみてください。
https://www.apumate.net/(日本人受験生向けサイト)

http://admissions.apu.ac.jp/student_life/housing/(国際学生向け入試情報サイト)


この記事では立命館アジア太平洋大学の学生寮「APハウス」についてご紹介しました。
今後も大学寮ライブラリー「Dorm」では、特色ある大学寮を続々と取り上げていきますので、次回の特集もどうぞお楽しみに。

※本記事の内容は2022年6月取材時点です


転載元:日本最大級の学生寮・大学専用寮ライブラリー「dorm」
※この記事は、「dorm」の許可を得て転載したものです。

ライター
大学寮ライブラリーDorm編集部

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