クイズで知ろう!専門学校生の退学率は本当に高いのか?
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Q1:専門学校生の退学率はどの程度でしょうか?
①:7.5%
②:15%
③:22.5%
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①:7.5%
一般的に専門学校の退学率は高いと言われてきました。10~20%というイメージを持たれているのが現状のようですが、「平成30年度 専修学校各種学校調査統計資料」によると、本当の退学率は7.5%程度になります。
Q2:退学に至る原因や理由で意外と多いものは何でしょうか?
①:なんとなく嫌気がさしていつのまにか行かなくなった
②:新生活に馴染めないこと
③:資金が不足して、行けなくなってしまった
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②:新生活に馴染めないこと
よくあるパターンとしては、新生活に馴染めないことが引き金になること。特に地方から出て来て、まったく環境の違う東京で、親を頼ることもできない新生活をこなし、高校までの授業とはまったく違う勉強や、専攻によっては体力的にも負担の大きい実習が多いことが重なって“もう、がんばれない”状態に陥ることで、学校に行くだけのパワーがなくなってしまうのです。これは周囲の大人がいち早く気づいて、対応することが重要です。
Q3:退学率を低くする為の工夫として有効なものは?
①:安価そうな住まいを選ぶ
②:学校と適度な距離感のところに住む
③:勉強に集中できる環境を整える
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③:勉強に集中できる環境を整える
退学率を低くするにはどうしたらいいのでしょうか? まずは“もう、がんばれない”状況を作らないこと、勉強に集中できる環境を整えることが大切です。
実際に取り組みをしている専門学校の方のコメントをご紹介します。
「地方から上京する学生には、まずは寮に入ることを勧めていました。一人暮らしというのは、本当に負担が大きい。たとえば最初の1年だけでも、寮で東京の生活に慣れたほうがいいと思います。寮以外で唯一推奨できるのは、先に上京している兄弟姉妹との同居ですね」
たとえ自宅からであっても、朝のラッシュを乗り越えて通学するのは大変です。それでも、家に帰れば何もしなくても済む例も多いでしょう。しかし、一人だと家事も、炊事も、食事のバランスもすべて一人でするわけです。それだけでも大変な変化ですが、その上にこれまでとは違った勉強をする。大人が考えてもその負担の大きさは想像に難くありません。東京での一人暮らしを不安に思う親にとっても、寮生活は安心であるはずです。
いかがでしたか?
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