【世界の学生寮】イェール大学(アメリカ・コネチカット州)
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名門私立大学8校から成る「アイビーリーグ」の1校
イェール大学は1701年に創立された、コネチカット州ニューヘブンにある大学です。ハーバード、プリンストン大学など伝統ある名門私立大学8校から成る「アイビーリーグ」の1校で有名でしょう。分野を問わずすべての学問領域で秀でた実績がありますが、音楽と演劇はとくに有名のようです。大学院ではロースクール(法科大学院)がよく知られていて、ブッシュ父子やクリントン氏を含む歴代の大統領や数多くの政治家をはじめ、経済・文化を含めた各界で活躍する指導者、著名人を輩出しています。
4年にわたって同じ寮に暮らす
イェール大学には”Residential College”という仕組みがあり、学生たちは4年にわたって同じ寮(通称:カレッジ)に暮らし、その1つひとつが1個のカレッジとして機能しています。イェール大学には14のカレッジがキャンパス中に散らばっており、それぞれの寮にダイニング、ジム、映画鑑賞スペース、学生カフェなどがあります。それぞれのカレッジが独自のカルチャーを持っていて、他のカレッジと競い合いながらイベント等を企画実施しているので寮内の団結が強められていくのがこのシステムの特徴です。実際に寮で生活している学生の声をご紹介させていただきます。
アメリカの大学といえば “work hard play hard” で、みんな毎週末パーティーをしているイメージがありますが、そういった集まりに一度も行ったことが無いという方もいます。そういった “Social” なイベントに参加しなくても、自然と仲のいい友達がたくさんできたのは、寮に住んでいるおかげだということです。さらに、一緒に住んでいるからこそ、その人たちの様々な価値観に触れることができ、一緒に授業を受けるだけではなかなか話す機会のないトピックについて話したり、「深い」関係を築き上げることができます。日常の些細な出来事の話から、政治や宗教の役割などの真面目な議論までを夜な夜な勉強しながら、紅茶を飲みながら、洗濯を畳みながらできるのは、寮生活ならではの魅力だと思います。
ということでした。
学生寮はどんな感じ?
学生が自身が生活する学生寮を紹介する「DORM ROOM TOUR」を公開しています。是非、一度覗いてみてください。
今後も世界の大学が運営している学生寮の紹介を通して、大学生活を学生寮で過ごすことの魅力をお伝えしてしていきますので、またご一読ください。